1 エチュードブックス、エリック・グスタフソンと共に「見ること」を発表

エチュードブックス、エリック・グスタフソンと共に「見ること」を発表

エチュードスタジオが新しいエディションを発表

エチュードスタジオは、第28版のエチュードブックスコレクションを、スウェーデンのフォトグラファー、エリック・グスタフソンによる新しい巻『Seeing with』と共に発表しました。この本は、スウェーデンのフォトグラファーの作品に捧げられており、彼のオリジナルの写真が再編集されています。写真は、彼が写真の物質性と記憶を探求する中で、ぼやけ、重ね合わせ、対比されています。500部限定の製本版で、ピンクのクロスの表紙とフルカラーのオフセット印刷を施されたこの本は、まさに芸術作品です。本は写真集にとどまらず、グスタフソンの作品を体験させるだけでなく、エチュードスタジオのブランドアイデンティティを垣間見ることができる、活気に満ちた質感のある作品です。

グスタフソンは1987年にスウェーデンで生まれ、ゴテンブルグのヴァランドアカデミーで写真の修士号を取得しました。現在はゴテンブルグに住み、働きながら、写真の物質的、時間的、概念的な側面を探求し、画像の認識と変換を調べています。アナログとデジタルのフォーマットの緊張を示す彼の作品は、アーカイブと現代のビジョンの両方を参照したスナップショットを作り出しています。グスタフソンの著書『This Is Farewell』（2020）、『Between Thought and Action』（2022）、および『A House of Clay』（2024）は、写真の物理性を焦点に置いており、彼の作品を紙の上で生かしています。この取り組みに加えて、グスタフソンはスウェーデン、ノルウェー、スペイン、パリで数々の展覧会に出展してきました。今月、彼はスウェーデン文化院の「記憶の素材」と題された展示会で、他の2人のフォトグラファーとともに展示されます。

アーティスティックディレクターのコメント

「エリックがメディアとの関係で私たちを動かすのは、彼が世界を単純かつ寛大に観察し、語る能力です。彼の画像は、彼の視線の幅を反映しています。彼らは私たちに現実の断片に注意を払うよう促します。彼の実践は、自由で正確な一方で、アナログとデジタルの間、ジェスチャーの緊急性と私たちの画像主導社会に対する熟考の間など、現代の写真をあらゆる多様性で問い直しています」と、共同創設者で芸術監督のオレリアン・アーベ & ジェレミー・エグリーはリリースで述べています。

エチュードスタジオについて

エチュードスタジオは2012年に設立され、メンズウェアから書籍出版まで様々な製品を提供するブランドです。パリを拠点とするこのブランドは、多様なバックグラウンド、文化、手法、参照を強調するために、さまざまな才能とコラボレーションしています。スタジオと並行して、エチュードブックスは独立した出版社として設立され、各出版で新しいフォトグラファーやアーティストを紹介することを目指しています。『Seeing with』は、エチュードブックスの新しい試みであり、デザインと視覚的思考の転換を推進する編集プロジェクトの一環です。