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visvim が山口県の伝統織物・柳井縞の歴史に迫る

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visvim(ビズビム)〉独自の視点から様々な分野の職人技や伝統にフォーカスし、そのリサーチを写真付きで紹介する人気Webコンテンツシリーズ“Dissertations”。そして〈visvim〉はその最新の調査において、山口県柳井市で発展した伝統的な織物、“柳井縞(やないじま)”の歴史に迫った。柳生縞は江戸時代に発祥し、明治時代(1868〜1912年)には大衆向きに日常の作業着として生産され、鮮やかな色使いや素材の柔らかさ、美しいストライプ模様が瀬戸内エリアの地元民に人気があった織物。しかし、明治時代後半には織物業が衰退し、入手困難となってしまったという背景を持っている。

しかし、30年ほど前に1台の高機織り機が見つけられたことにより、柳生縞は今日にも存在しており、日本だけでなく海外のファッションブランドからも人気の素材となっている。「かつて忘れられた高機織り機の発見は、その伝統的な素材を復活させたいという多くの関心を集めました。そして地元ボランティアの手助けのもと、柳生縞を保存する“柳生縞の会”が結成されたのです」と〈visvim〉は説明している。そんな“柳井縞の会”の会長、石田忠雄氏は機織り機を修理し、自ら四国などを駆け巡って織り方までを学び、織物を復活させた。「当時はありふれていたほどだったのに、柳生縞の着物は現代にあまり残っていないのです。ハイエンドの素材と違い、柳生縞は日常の服を作るのに使われていました。だからこそ、みんな捨てやすかったのでしょう」と石田氏は語った。

是非フォトロールをスクロールし、機械とは違う風合いや質感を生み出す機織り機や柳生縞の豊富な模様を写真でチェックし、オフィシャルサイトにて全文読んでみてほしい。

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Source: HYPE BEAST

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