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SHOPPING ADDICT 2018 Jan. 〜編集部員のお気に入り〜

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目次

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SHOPPING ADDICT 2018 Jan. 〜編集部員のお気に入り〜

やってきました2018年。セールが佳境を迎えていたり、海の向こうではコレクションが開催中だったりで、年をまたいでも考えるのは結局ファッションのコトばかり。懲りないなと思いつつも、また一つ服を買う。今年もフイナムとそうやって過ごしていきましょう。

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健康第一。

小牟田亮

年末にがっつり風邪を引いてダウン。どうにも免疫が落ちている気がするので、今年は筋肉をつけていきます。夏にはカチコチなボディになる、はず。

TOGA VIRILISトーガ ビリリースのブルゾン

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しなやかな色気を湛えたブルゾン。

昨年、20周年を迎えた〈トーガ〉。秋に開催された「Amazon Fashion “AT TOKYO”」のショーは、スタイリング、空間の雰囲気、音楽などなどすべてが本当に素晴らしかったです。そんなわけで、ほかの多くの人と同じように、いま〈トーガ〉がすごく気になっています。昨年に出版された雑誌『eyescream』のTOGA特集も、オールスター勢揃いという感じで最高でした。そこにも掲載されていたこのブルゾン、とにかく繊細な刺繍が目を引きます。メンズラインである「ビリリース」だからといって、マッチョな男性像からは程遠く、性差を軽く飛び越える服作りは〈トーガ〉の真骨頂。つまりなにが言いたいかというと、彼女や奥さんとシェアできる数少ないブランド、ガーメントなのではないでしょうか、ということです。
各¥89,000+TAX

TOGA 原宿店
03-6419-8136
www.toga.jp

doubletダブレットのシャツ

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勢いをまとう。

唯我独尊なポップネスとユーモアで、止まることのない勢いで加速し続けるドメスティックブランド〈ダブレット〉。ひと昔ならば「ぶっ飛んでる」で片付けられてしまったかもしれない、数々のデザインモチーフ、テクニックがいま市場で最も求められるものとなっています。その「退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」的なサウザー(北斗の拳)なスタンスが最高にかっこいいな、と思っていたのですが、実際に着るとなるとなかなか手が伸びず。が、18SSシーズン、ついにダブレット童貞卒業です! 完全にYSLなこのシャツ、問答無用で最高です。誰も思いつきませんよね、こんな風に刺繍を入れるなんて。超ショート丈なので、どうレイヤードするかを考えるのも楽しそうです。
¥27,000+TAX

STUDIO FABWORK
doublet-jp.com

STAY HUNGRYステイ ハングリーのバッグ

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なんてことないのがいい。

ちょっとすっとぼけたファニーなワッペンがぺたりと貼られたこのミニバッグ。お値段、23000円なり(税別)。高っ!と思いはしましたが、逆に興味がわきました、この〈ステイ ハングリー〉というブランドに。詳細は「レショップ」のバイヤー、金子さんのこのブログにだいたい書いてあるので、まずお読みください。なるほどベルリンのブランドだから、このバッグの製作は同じくベルリンの〈バッグジャック〉が担当しているんだな、とかいろいろなことがわかります。金子さんも書いてますが、このブランドの持つユーモアセンスがたまらなくキュートです。そのうえでものづくりはしっかりと。惹かれない理由がありません。ゆえに左のネイビーではなく、個人的には茶色のお魚verを一本釣りですね。
各¥23,000+TAX

レショップ
03-5413-4714
lechoppe.jp

HERMOSAハモサのレトロヒーター

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ミルキーな色味が好み。

一軒家に引っ越して思うこと。マンションはあったかい、一軒家は寒いという、当たり前の事実。いやでも、こんなにも違うんだなーというぐらい、めちゃくちゃ寒いです。ゆえに暖房器具がすごく大切になるのですが、居間はエアコンと灯油ヒーターのW体制で万全。あとは自分の書斎(という名の小部屋)用のブツを探していたのですが、こんなにも近くにありました。自宅の鎌倉からほど近い、稲村ガ崎を拠点とするインテリアレーベル〈ハモサ〉のレトロヒーターです。地産地消じゃないけれど、家の近くのメーカーのものを使うってなんかいいですよね、筋が通ってるというか。ヒーター以外も素敵なプロダクトがわんさかあって、目下迷い中です。あ、ヒーターはこちらから買えます。
¥7,900+TAX

HERMOSA
www.hermosa.co.jp

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スキー、難しい。

山本博史

さて、雪山の季節です。早速、いくつかのゲレンデにお邪魔してきました。なかなか思い通りに上達はしないものの、冬の山と触れ合うのがとにかく新鮮で楽しい。あと極寒の早朝に走るのも一興です。

NIKEナイキのランニングシューズ

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効率よく鍛えるために。

日々の仕事に追われ、なかなか走る時間が作れていない。ゆえに普段のジョギングでは、効率的に鍛えられるシューズが望ましい。クッションに頼ることなく、裸足感覚で、大地を掴むようなシューズ。そこで最近、愛用しているのが「ナイキ フリー」。高度なスポーツ科学テクノロジーをベースに形成されたこのソールテクノロジーは、足本来の自然な動きを可能にするため、効率的なトレーニングに最適。しかも、「ナイキ フリー ラン フライニット 2017」のシーズナルカラーとしてアイコニックな青×黃も登場。ロードにトレイル、街履きとあらゆるシーンで使えそうです。
¥12,000+TAX

NIKE カスタマーサービス
0120-6453-77
NIKE.COM/RUNNING

SALOMONサロモンのスキーウェア

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街でも着ようと思案中。

スキーシーズンの到来。早速、トマムに軽井沢、野沢温泉にアライと、腕前はイマイチながらもあらゆるスキー場に足を運び、冬山との触れ合いを楽しんでいます。そんなぼくの今シーズンの冬山のパートナーがこちらのジャケット。〈サロモン〉のトップレンジのカテゴリーであるS/LABからリリースされている「S/LAB QST GTX® JACKET」です。分不相応なのは理解しているものの、なによりも見た目がかっこいい。それでいてスムーズな動きを可能にするMotionFit技術や防水性に長けたGORE-TEX®など、機能面も満載。さらにインサレーションがないため、レイヤリングを楽しめるというのも魅力的。なんなら街でも着ようと思案中です。
¥52,000+TAX

サロモン コールセンター / アメア スポーツ ジャパン
03-6631-0837
www.salomon.com/jp

RALラルの足袋型ソックス

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名古屋の自転車屋による靴下。

靴下選びというのは意外と難しい。こと走るときとなると、さらに悩ましい問題が出てきます。機能性を優先すべきか、見た目を重視すべきか。タイムをあまり気にしなくなってきた最近では、断然見た目派ではあるものの、コレというのに出会えていませんでした。そこで気になったのが、名古屋のサイクルショップ「サークルズ」が展開するブランド〈ラル〉の足袋型ソックス。足袋型ならではの愛らしい形状に、保温性と吸湿性に長けたウールにパイルを編み込んだタイプや、夏場の快適性を重視したCOOL MAX仕様のものまでラインナップ。既存のスポーツメーカーや靴下専門店とも異なるスタイリッシュなカラーリングに、ランニングにも適した機能を備えているのも見逃せません。通販でもゲットできるけど、せっかくなら実際に足を運んでお店の雰囲気を味わいながら購入したいです。
RAL TABBY ¥2,000+TAX、RAL TABBY COOL ¥1,800+TAX、RAL TABBY LIGHT ¥1,800+TAX

サークルズ
愛知県名古屋市中区千代田4-14-20
052-331-3232
www.circles-jp.com

phenixフェニックスのステンカラーコート

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見た目すっきり。機能満載。

日本屈指のスキーブランドといえば〈フェニックス〉です。とはいえファッション畑で育ったぼくには、まったくノーマークのブランドでした。が、スキーをやるようになって改めて見てみると、意外と面白いブランドなのだと再認識。なかでもスタイリストの岡部文彦さんが携わったステンカラーコートの出来栄えが素晴らしい。優れた通気性と透湿性を誇る防水素材DRY VENT®にフルシームシーリングを採用。デザイン的なアクセントとしても機能する大きなフラップポケットの収納力に加え、コンパクトに持ち運べるパッカブルというのも嬉しいポイント。さらにフードの取り外しもできるため、環境に応じてあらゆる着こなしを楽しめそうです。
¥46,000+TAX

フェニックス ストア 原宿
03-5778-4006
www.phenix.jp

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二〇十八年、睦月。

中田潤

写真の勉強する、世の中の一般時事には必ず目を通す、海外旅行に行く、英語を覚える、ビールは最初の1杯だけにする、体重10kg減らす、とりあえずこれが今年の目標です。

『煩悩ウォーク』岡宗秀吾

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新年の初笑い。

以前「全日本コール選手権」「とにかく金がないTVとYOU」と聞いて懐かしむ人は多いはず。過激なカルチャー番組「BAZOOKA!!!」の総合演出を手掛けるTVディレクターの岡宗秀吾さんが、少年時代から現在までの人生の中で起こった珍体験を綴ったエッセイ集が本書。年始の読み物のひとつにと思って買ったものの、おもしろくて1日で読破。かの糸井重里さんが絶賛した阪神・淡路大震災のエピソードをはじめ、女の子の部屋で警察を呼んだ話やボーイスカウトで出会ったオカルト少年の話など、笑い話に噂話、猥談、怪談、失敗談と、終始ニヤニヤが止まりませんでした。もちろん全部実話。いつか「すべらない話」に出てほしいです。
¥1,600+TAX

文藝春秋BOOKS
books.bunshun.jp

BATONER for Steven Aalnバトナー × スティーブンアランのコットンニット

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心地よいカラーリング。

山形県でさまざまなメゾンブランドやアパレルメーカーの製品を手掛けてきたファクトリー・奥山メリヤスのニットウェアブランド〈バトナー〉の定番アイテム。ストレートコットンをオリジナルで撚糸した素材を使用し、毛羽立ちが少なく清涼感があり、畦目の美しさからは品が漂います。また、それぞれ洗いをかけることで風合いが増し、奥行きのある春らしいカラーリングに。デザインはもとより、素材そのものの持ち味が存分に生かされていることが〈バトナー〉最大の魅力。ここは3枚全部揃えたいところです。
各¥18,000+TAX

STEVEN ALAN TOKYO
03-5428-4747
www.stevenalan.jp

LA BAUMEラ・ボームのサンダル

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抜群のフィット感。

パッと見はクレープのような形ですが、れっきとしたサンダルです。アッパー部分にぎゅぎゅぎゅっと足を入れていくと、なんとも不思議なフォルムになります。履きづらそうに見えますが、これがまた歩きやすくて。踵部分に付いたストラップが歩行をサポートしてくれるし、軽快さを壊さず快適なクッション性を持つオリジナルソールがこれまたいい。レザーはブランド発祥の地であるポーランド国内で鞣されたベジタブルタンニンレザー。ソックスと合わせても素足でも履ける一足です。ちなみに写真中のネイビーは、数年履いたもの。いい味出てますね。
¥26,000+TAX(BROWN, NATURAL)、¥27,000+TAX(WHITE, NAVY)

TWO-FOUNDATION
06-4963-3687
www.labaume.info

KAKOIカコイのキャップ

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まずはキャップから。

かつてはヒップホップグループ「SHAKAZOMBIE」のMCとして、後にストリートウェアブランド〈スワッガー(SWAGGER)〉を手掛けてきた井口秀浩さんが、昨年からスタートさせた〈カコイ〉。ちなみにキャップからはじめたのは、「その日着る服は、帽子と靴から決める」という井口さん自身のスタイルからきているそう。20年服づくりに携わってきた井口さんだからこそ辿り着いた新境地。いまのところオンラインストアのみの展開ですが、新作の準備は着々と進んでいるとのこと。今後の動きに注目したいところです。
各¥5,800+TAX

KAKOI
kakoi.tokyo

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一年を買い物占い。

小林真理

今年は新しいことをはじめようと思い、新年早々いろいろと散財してます。とはいえオンライン、リアル店舗を問わずなかなかいい買い物ができ、今年の買い物運は吉となりそうです。

Charlie ElmsCharlie Elmsのコラージュアート

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ニュータイプのコラージュ。

投機目的はさておき、自分の家に飾るアートを考えたときにまっさきに思い浮かんだのがこのアーティストの作品。ご覧の通り、作品をイチからつくるのではなく、既製のイメージを組み合わせ、新しいビジュアルを作り上げるフォトモンタージュ(コラージュ)によるもの。とはいえ、コラージュ作品でよく見かけるのは、さまざまなイメージを継ぎ合わせた雑多なコラージュ作品でしょう。でも、このアーティストが生み出すのは、“ニュータイプ”といいたくなるような、シンプルだけれど、見たことのないビジュアルばかり。グラフィックデザイナーという出自が大きいのでしょうが、そのセンスにはほれぼれしてしまいます。感性の赴くままにというよりも、めちゃくちゃ計算してつくっていることが推察できます。つい先日、オンラインショップが立ち上がり、配送してもらえるようになり、即オーダーしました。PC上ではなく、好きなアートを生活のなかで観ることができるというのはなかなかいいものです。
£50 in TAX (¥7,624 in TAX / 1月17日時点換算)

10yearstime.com

New Balanceニューバランス990 v4

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偉大なる後継者。

お気に入りだけど廃盤になってしまった“おれの993”。いま履いている993がボロボロになったら、いよいよ移行しようと思っているのが993の後継、990シリーズ。そのちがいといえば、ぼってりとしたフォルムの993に比べ、よりスポーティなフォルムとデザインになっているところ。こちらは990の四世代目となる、v4シリーズですが、グレーのワントーンやグリーンといったカラーリングが秀逸です。カジュアルながらも上品なこのカラーリングは日常使いとしては最高の仕上がりかと。写真にはないのですがブラウンもいい出来です。履いたことがないひとにお伝えしておくと、〈ニューバランス〉全般にいえることですが、990番台の履き心地はすこぶる快適。〈ニューバランス〉がどれだけ流行ろうと廃れようとも、ずっと付き合っていきたい、そんな存在の代表格が990なのです。
¥25,000+TAX

ニューバランス ジャパンお客様相談室
0120-85-0997
shop.newbalance.jp

WILD THINGSワイルドシングスのサコッシュ

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ディテールが左右するデザイン。

数々のモデルが群雄割拠する“サコッシュ戦国時代”。いよいよ出そろった感のあるここ最近ですが、自分がサコッシュに求めるのは、メインのスペース以外にスマホなどが入るサブポケット、ちょっとした重量となっても肩への負担が少ないひもの太さ、ほどよいサイズ感、という以上3点です。〈ワイルドシングス〉の場合、さらにかゆいところに手が届くデザインになっています。たとえば、収納口に止水ファスナーを使用するほか、X-PACという耐久性・防水性に優れた高性能素材を使うことで、雨対策が優れているところ。また、ファスナーにビビッドなカラーリングのひもをつけることで視認性をあげて、スライダーの位置がすぐわかるようになっています。“サコッシュ戦国時代”にあり、自分さえも気づいていなかったニーズを事前に掘り出して解決してくれる、そんな優れたデザインなのです。
(小)¥2,800+TAX、(大)¥3,500

インス
03-5772-7404

Kiyuキユーのコードレスイヤフォン

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当たりくじのアイテム。

エアポッズタイプの完全ワイヤレスを探して、密林をさまようこと一カ月。コードレスイヤフォンについて、密林ではレビューが玉石混交すぎて、真のイチオシを見極めるのは難しいというのが現状です。一見してステマのようなものも…。信頼に足りそうな雑誌のレビューもさんざんチェックした挙句、勘を頼りに選ぶという暴挙の結果、手元に届いたのが、このイヤフォン。結果、幸運なビギナーズラック。あまり音質にこだわる方ではありませんが、音はシャカシャカしないし、ブランドロゴが主張しないデザインもよし。片耳使いも可能。稼働可能時間は2時間とやや不満が残るものの、許容範囲ですし、ケース兼充電器は持ち運べばOK。買ってよかったか、悪いかは一種のかけですが、新年スタートにふさわしい大金星の買い物になりました。
¥3,425+TAX

Kiyu
Amazon内のページ

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Time is.

長嶋太陽

NETFLIXオリジナルの『あいのり』がおもしろいです。「交友関係もお金も、時間をかければ手に入る。全ては時間が姿を変えたものだ」という鋭いセリフに一刀両断されました。そのほかにもいろいろ語りどころがあります。みなさんもいかがでしょう。

ENGINEERED GARMENTS×TIMEX×BEAMS BOYエンジニアド ガーメンツ×タイメックス×ビームス ボーイのキャンパー

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時間とユーモア。

腕時計の「時間を確認する」という役目は終わりました。細かな反証はあるにせよ、スマートフォンなどのデバイスで時間を確認する習慣が一般的になりつつあります。今年、2000年生まれの子が18歳になり、選挙権を持ちます。腕時計の機能に必然性を感じない大人が登場し始めるということです。時間はあっという間に過ぎる。人類が何度繰り返しても慣れることのできない、そのセンチメンタルな事実を時計が証左するという不思議な現象が起きているようです。そんな中で僕がこの「時間を確認する道具」を手に取るのは、反転した文字盤に時間を逆行する感覚を見出す、といった感傷からではなく、ユーモアと皮肉を体現するクリエーションが勇気を与えてくれるからです。時間をすりへらす悲しみを乗り越えるための反転。意図とは異なるのかもしれないけど、僕はそう受け取りました。シルバーは1月26日(金)、ブラックは3月発売予定です。Black ¥10,000+TAX、Silver ¥20,000+TAX

NEPENTHES
03-3400-7227

DIVINITIES×bend Tokyo×SHINKNOWNSUKディビニティーズ×ベンド×シンノスケのウェア

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ストリートの逆輸出。

友人が言いました。「日本は豊かさの指標が経済合理性に寄りすぎている。それ以外の価値観を初期教育で適切に伝えられていない。家庭や友人関係といった変数の中でしか文化を学ぶ機会がないのは、機会の搾取ではないか」。なるほど。文化に価値を認めない自由もあるけれど、その選択肢を知る機会がないのは構造的な欠陥でしょう。そんな日本ですが、ストリートカルチャーは活況。特に
フレッシュな新たなる希望は、アメリカの〈ディビニティーズ(DIVINITIES)〉と日本のSHINKNOWNSUKE、「ベンド(bend Tokyo)」によるコラボレーションです。NYでエキシビジョンを開催した結果大盛況。西海岸からもWEB注文が殺到したそう。ストリートカルチャーの逆輸出とでも呼ぶべき現象は、日本の文化史における小さくも偉大なメルクマール。「ベンド」でぜひチェックしてみてください。
Long sleeve ¥7,560 in TAX、Short sleeve ¥6,480 in TAX、Hoodie ¥14,040 in TAX

bend Tokyo
03-6804-3905
bendtokyo.com

Aetaアエタのデニムショルダーバッグ

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アブノーマル。

ランウェイの上はともかく、日常の服装に思想や主張を込めるという行いは、私的な遊びです。わかりやすくしたくない。だから、ノームコアという考え方が出てきたとき、嬉しい、楽しい、ぞっとするが三等分の気持ちになりました。過剰でない服がたくさん出回る!が、案の定流行の波は、普通という記号さえ闇の彼方へ連れ去りました。今やノームコア(的なもの)は、#おしゃれさんとつながりたい というハッシュタグの中にかろうじて生き残る残存兵。そんな消費のサイクルに抗い、残り続けるものは何か?という問いの答えに〈アエタ〉を推します。簡素な構造のショルダーバッグは、素材の特性を生かした切り替えしで、調和しながら主張します。二枚仕立てのデニム生地の隙間をポケットとして仕立てるアイデアも魅力。前シーズンはブルーデニムでしたが、今季の新作であるやわらかなブラックデニムの方が好み。服を傷めないのもポイントです。
(左下から時計回りに)¥22,000+TAX、¥19,000+TAX、¥18,000+TAX、¥23,000+TAX

alpha PR
03-5413-3546

小野象平小野象平の器

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青い宇宙。

陶芸は、人が現役で使用する最古のテクノロジーのひとつ。土と火、そして釉薬。太古から変わらない要素をかけあわせてできあがった器には、偶然という美しさが宿ります。ただ、そういった知識の上に成る想像力をいったん外してから、小野象平の器を眺めてみると、論理に先立つ原始的な美しさに気づきます。そこに広がるのはまさしく宇宙。窯の中での位置や釉薬の効き具合などによって青の見え方がそれぞれ異なります。鮮やかなブルーが目を引きますが、よくよく見比べると、隙間から覗く青の奥ゆかしさにも心惹かれます。頭上には無限に無料の青い空が広がるのに、物の青に惹かれる感覚は不思議ですね。ぜひ「ブルーム&ブランチ青山」で心ゆくまで見比べて、生活に取り入れるものを見繕ってください。山を耕し、原料を採取するところからはじまる陶芸。完成するのは自宅で肉じゃがをよそう瞬間でしょうか。
(左から)湯のみ 各¥2,000+TAX、中鉢 ¥4,500+TAX、椀(大)¥3,000+TAX

BLOOM & BRANCH AOYAMA
03-6892-2014

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今年の理想。

村松諒

昨年最後に買ったものは〈パラブーツ〉の「シャンボード」。今年初めて買ったものはウィリアム・エグルストンの写真集『5×7』。服や靴もいいけど、2018年は少しセーブして、好きな写真集を買いたいと思っています。…と言いつつ今回、写真集は選んでいません(笑)。

eye COMME des GARÇONS JUNYA WATANABE MANeye コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マンのワークカバーオール

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レザージャケットの理想形。

思い返してみると、しばらくレザージャケットを着てない。アメリカのバンド「THE STROKES」に憧れた20歳ぐらいのとき、渋谷の古着屋「go-getter」でジップアップのものを買ったような…。今でも似合うものがあれば着たいと思っているけど、なかなかピンとくるものがありません。だけど、今回ピックアップした〈eYe コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン〉のものは理想の一着。ライダースジャケットで有名な〈ショット〉とのコラボレーションモデルで、コーチジャケットのようなデザインになっています。この形は〈eYe コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン〉のオリジナルで、縫製を〈ショット〉が担当。さらに、しっかり厚みのあるレザーも〈ショット〉のものを採用したそう。同じレザージャケットを大切にしながらずっと着続けるのもファッションの醍醐味かもしれません。2月発売予定。
¥177,000+TAX

コム デ ギャルソン
03-3486-7611
www.comme-des-garcons.com

CALVIN KLEIN JEANSカルバン・クライン ジーンズのコートとパンツ。

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待ってました。

いま最も注目を集めるブランドのひとつ〈カルバン・クライン〉。ラフ・シモンズがチーフクリエイティブディレクターに就任以来、アンダーウェアや「205W39NYC」のラインなど、徐々に新しいブランドの形が見えつつあります。2018年春夏コレクションでは、ラフによる〈カルバン・クライン ジーンズ〉のアイテムが登場しました。今回ピックアップしたものは、ウォッシュ加工のデニムを使ったコートとジーンズ。ミリタリー風のコートは、ややオーバーサイズのつくりで、大きなフラップポケットにさり気なくついたブランドのロゴがアクセント。ジーンズは両サイドに白のラインが入ったことでぐっと洒落たものに仕上がっています。このブランドを象徴するバッグポケットのステッチがそのままだったところに、ラフの〈カルバン・クライン ジーンズ〉への愛を感じました。2月下旬発売予定。
ジーンズ ¥31,800+TAX、コート ¥59,800+TAX

カルバン・クライン カスタマーサービス
0120-657-889
www.calvinklein.com

PALTÒパルトのコーチジャケット

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春が待ち遠しい。

昨年11月に「アマン」の展示会に伺いました。この会社は『フイナム』でも紹介したバッグの〈ザネラート〉を始め、メンズクロージングの〈アルテア〉や〈ザ・ジジ〉、シャツの〈フィナモレ〉など、イタリアのブランドを中心に展開しています。展示会で目にとまったのが〈パルト〉のコーチジャケット。このブランドはイタリア・トスカーナを拠点とする2013年設立のコートのファクトリーで、同国ならではの伝統的なスタイルをモダンに落とし込んだアイテムをつくっています。昨シーズン、好評だったのを受けて新たにつくられたコーチジャケットは春夏らしい色使いのチェックを使用。どこかアイビーっぽい雰囲気で愛らしい。ジーンズはもちろん、ちょっと気が早いけどショートパンツとの相性もよさそう。
¥64,000+TAX

アマン
03-6805-0527
www.aman.ne.jp
www.palto.it

Paul Smithポール・スミスのスニーカー

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ローカットもいいかも。

昨年7月の「SHOPPING ADDICT」で〈ポール・スミス〉のハイカットスニーカーを紹介しました。アッパーにスエードを使ったモデルで、クラシックなデザインがぼくの好みにぴったり。スニーカーだけど上品な雰囲気にまとめられているというか。これに続いて期待をしていた2018年春夏コレクションでは、ローカットのモデルが登場しました。デザインの感じはほぼ同じだけど、特徴は何と言っても色使い。春夏シーズンらしいパステルカラーがきれいで、一見ポップだけどスエードを使っているから柔らかい雰囲気に仕上がっています。まだまだ寒い春先、ウールやメルトンのスラックスに合わせて、足元を主役にしたコーディネートを楽しんでもいいかも。3月発売予定。
各¥40,000+TAX

ポール・スミス リミテッド
03-3478-5600
www.paulsmith.co.jp

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フェリーチェ・アンノ・ヌォーヴォ!

石井陽介

イタリアはフィレンツェへ行ってきました。古い建造物がそのまま残った街並みは本当に綺麗で、歩いていると、ふとジブリの世界に迷い込んだような錯覚に。黒い野良猫を見た瞬間、思わず「ジジ!」と口走ってしまった。È imbarazzante。

COLUMBIA BLACK LABEL × MOUNTAIN RESEARCHコロンビア ブラックレーベル × マウンテンリサーチのフィッシングベスト

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はっきり言って、完璧です。

今年で創業80周年を迎える〈コロンビア〉。これまで数々の名作プロダクトを世に送り出してきた、偉大なアウトドアブランドであることは周知の通りですが、中でもフィッシングベストは特別です。だって、今となってはお馴染みのマルチポケット有したフィッシングベストのスタイルを始めて考案したのが、他でもない〈コロンビア〉なのですから。1960年に製品生産をスタートして以来、試行錯誤を繰り返しながら使い勝手をとことん追求。ゆえにその完成度は別格なのです。そしてこのプロダクトに惚れ込んだのが、〈マウンテンリサーチ〉の小林節正氏。自身が収集した膨大なコレクションの中からターゲットを選定し、復刻したのがこちらの別注作です。御託はいりません。本物による本物のフィッシングベスト、そういうことです。
¥25,000+TAX

コロンビアスポーツウェアジャパン
0120-193-803
www.columbiasports.co.jp

Snow Peakスノーピークの羽織ジャケット

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オリエンタルはこのこと。

なんとも不思議なジャケットです。モデル名の通り「羽織」をベースにしているんですが、裾やポケット口に配したフリンジにより、どことなく70’sのクラフト系レザーのような雰囲気もあるし、どこかの民族衣装のようにも見える。それでいて和の佇まいもしっかりと残していて。無国籍で掴み所のないジャケットでありながら、いざ着てみるとスタイリングの振り幅も広く、和テイストはもちろん、ヒッピーやグランジといったスタイルにだってイケちゃう。個性的な見た目ながら万能さも兼ね備えている、優れたジャケットなんですね。〈スノーピーク〉のアパレルには毎シーズン必ず、こういった驚くようなアイテムがあるから見逃せないんですよ。アウトドアライフスタイルブランドだけあってもちろん着心地も快適で、シャリ感のあるリネン混素材はとにかく肌触りが最高に気持ち良し。暖かくなるのがいまから待ち遠しい、そんな一着です。
¥26,000+TAX

株式会社 スノーピーク
0120-010-660

SCHUH BERTLシューベルテルのハファール

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可愛くて頑強。

ラクさにかまけてスニーカーばかり履いていたのですが、こりゃいかんと思い直し、最近は短靴やブーツを積極的に取り入れるようにしています。色々楽しまなきゃ損だしね。で、いま一番気になっているのがこちらの〈シューベルテル〉作の「ハファール」という靴。アッパーは継ぎ目のない一枚革仕立てで、ぽってりとしたフォルムが印象的。その愛らしい見た目とは裏腹に、作りはとにかく頑強で、分厚いガルサーレザーを用い、ノルウェージャン製法でしっかりと仕上げております。だから当然、雨や雪といった悪天候だって問題なし。山岳地帯用のシューズだけあって機能的なんですね。デイリーユースとしては少々重いのは否めませんが、そんなことはなんのその。だって「お洒落は我慢」でしょう? 上で紹介したベストやジャケットとも相性良さそう。
¥89,000+TAX

株式会社スリーエイチワークス
03-6805-2072

NIRVANA T-SHIRT BOOK 『HELLOH?』ニルヴァーナ Tシャツブック 『ハロー?』

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バンドTシャツはアートだ。

ある一定世代のロックフリークにとって、ニルヴァーナは特別なバンドです。こと自分に関して言えば中学生の頃に出会ったものだから大変でした。ホラ吹き野郎・鬱陶しい蚊・俺のリビドー。そんな思春期特有のモヤモヤっとした毎日に、カートが「Hello、Hello、Hello、How Low?」ってさ、幼気な少年にはあまりにも刺激的だったわけで。10代の頃は本当によくニルヴァーナを聴いていましたね。前段が長くなってしまいましたが、ここで紹介する本は、ニルヴァーナのバンドTシャツを一冊にまとめたアーカイブブック。お馴染みのモチーフから超プレミアムなレア物まで、全150点が掲載されています。資料的価値ももちろんですが、当時のグラフィックは実にアーティスティックで、見ているだけでも楽しいもの。ファンならずとも是非手にとってほしい一冊です。ちなみに、この本を作った2名のニルヴァーナ好きは、クラウドファウンディングで支援金を募って書籍化したとか。そういったD.I.Y.なプロセスもまた、ロックマインドが感じられていいじゃないですか。
¥5,000 in TAX

offshore
03-3470-6877
www.offshore-tokyo.com

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期待大。

河原嶺

高校生の頃は世代的にガレージロックリバイバルのバンドをよく聴いていました。今年はすでに発表されたフランツに続き、アクモンやストロークスの新譜リリースの噂も。どうせなら全部まとめて今年に発表して欲しい。

NEEDLESニードルズのフリンジシャツ

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お久しぶりの。

去年の9月に公開した「ショッピングアディクト」からセレクターに加わった僕。フリンジのアイテムを愛していると公言したにも関らず、その後1点も登場しない事態にこれはまずいと。言い訳がましいですが、メンズでは探せどなかなか出会えなくて…腕のフリンジが長すぎて「これじゃスター錦野だよ」とか、「やってる?」なんて暖簾イジリをされる始末。来たる春夏のローンチに淡い期待を込めていると、さすが〈ニードルズ〉から品の良いのが登場していました。グリーンとパープルの2色展開で、ネペンテスカラーともいえるパープルを迷わず選択しました。フリンジの長さがやや短めなところが個人的なお気に入りポイント。首のつまったインナーに大きめのサイズで合わせて春先にガバッと一枚で着るのが良いかななんて考えています。
¥28,000+TAX

NEPENTHES
03-3400-7227

TOGA-WERK No.25:ARCHIVES TOGAの書籍

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見たことない一冊。

こちらのニュースでも紹介したシンガポール発の書籍『ヴェルク(WERK)』の最新号。紙をワイルドに断ち落として繋ぎあわせたり、紙を焦がしたり手の込んだ工夫を凝らし、発売される一冊一冊の装丁が異なるという点が『ヴェルク』の面白い点ところ。あくまで発売されるフォーマットが雑誌というだけで、その全ては “芸術品” と捉える考え方やスタンスが素晴らしいなと。そしてこの号で焦点が当てられたのが、昨年20周年を迎え脂が乗りに乗りきっている〈トーガ〉。ヴィジュアルを長年撮影してきた写真家・鈴木親氏のイメージが200ページにわたって収められているのですが、あっという間に読み終えてしまいました。トーガにまつわる芸術品を手にするという感覚で、ファンの方は必ずGETして欲しい一作です。
¥11,000+TAX

TOGA 原宿店
03-6419-8136
www.toga.jp

S.W.C エス・ダブリュー・シーのスニーカー

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新しいスニーカー選択肢。

このブランド、ご存知ない方が多いのではないでしょうか?僕もこの間初めて知ったのですが、それもそのはず。今季よりデビューしたネットで検索しても全然ヒットしない新鋭中の新鋭なんです。〈S.W.C〉は、伝統的な労働者のスポーツクラブの文化にインスパイアされ、イーストロンドンで2017年に設立。“スポーツの自由、思考の自由” をブランドのキーワードに掲げています。シュータンにある握手のシンボルは、労働者階級の価値観やリベラルな思想、団結を意味しているんだとか。気張らない色使いや素材選びがいいなと。幾多あるオーセンティックなデザインのスニーカーですが、結局は〈ヴァンズ〉をはじめとする定番を選びがち。変化という意味でも選択肢の一つに加えてみてください。ハイカットとローカットどちらも使いやすそうです。
ブラウン ¥15,000+TAX、ブラック¥16,000+TAX、グリーン ¥14,000+TAX

ジェムプロジェクター
03-6418-7910

bukhtブフトのジャケット

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何気なく着たい。

〈ブフト〉という印象的なブランド名は、中東の良質なラクダからきています。
どのような環境下に置かれても馴染むモノ、邪魔にならないモノ創りを標榜するブランドです。2018春夏のテーマは “klʌ́mzi”(clumsy=不器用)。荒削りで不器用だけれど、過去のファッションや、様々なカルチャーに対して熱量があった光景をイメージしてアイテムがつくられたとか。このウエスタンジャケットも、シルクの様な肌触りの機能素材をあえて製品染めにし、独特のムラ・粗野感を演出しているんだとか。ライン部分が同色のボアになっていて、なんだかマイルドな雰囲気が魅力的に映りました。アウターの下に重ねても着ぶくれしない厚みですし、ウエスタンジャケットといえどオールブラックなので主張も控えめです。
¥33,000+TAX

HEMT PR
03-6721-0882
bukht.com

Source: フィナム

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