フィナム
ここ数年、パリで開催されるメンズファッションウィークに通っているのですが、いつも御三家の偉大さについて思いを巡らせることになります。 つまり〈コム デ ギャルソン〉、〈ヨウジヤマモト〉、そして〈イッセイミヤケ〉ですね。 どのブランドも、つねに新しいなにかを生み出そうというエネルギーに満ちており、伝統と破壊とがないまぜになった刺激的なクリエイションには毎回背筋が伸びます。 今回紹介するのは90年代の〈イッセイミヤケ〉のジャケットです。 “時代は巡る”という言葉で安易に片付けたくはありませんが、どうでしょう、このモダンさは。太めのラペルに、低めのゴージ、そしてボックスシルエット。超コンテンポラリーな一着です。 一級品がこの値段で手に入るのも古着の良さ。こうした逸品は持ち主を変えながら、なるべく長く現役でいてほしいものです。 Text_Ryo Komuta フイナムズ store.houyhnhnm.jp/items/3059
続きを読む>>【今日のフイナムズ】イッセイミヤケはやはりすごかった。2019年の今だからこそ着たい一着。