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ボーズ・サウンド搭載のマツダ新SUV「CX-8」には正直驚きました。

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今年、国内で販売するSUVの最上位となる「CX-8」を発売した〈マツダ〉。身長170センチの大人がゆったりと座れる3列目のシートをはじめ、多人数が快適に乗車できる各種技術を装備。ファッション業界でも、そのデザイン性と走破性の高さから、注目を集めている車種です。

そして最大のポイントは、〈マツダ〉と車両設計の初期段階から共同開発を行ったボーズのサウンドシステムが搭載できること。「CX-8」のためだけに設計された丁寧な専用チューニングにより、3列どの席からもバランスのとれた最適音質を聴くことが可能になっています。

そこで今回フイナム編集部は、早速このボーズ・サウンドシステム搭載の「CX-8」に試乗。感想とともに改めて紹介していきます。

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「CX-8」では、すべての乗員が安心かつ快適にカーライフが楽しめるよう、上質な乗り心地と静粛性を追求したモデル。特に静粛性に関しては、ロードノイズや風騒音(トンネルに入ったときの騒音)を低減し遮音性を向上させ「ふだん通りの声量で運転席と3列目の乗員が会話できることを目指した」という設計。

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実際に体験した印象としても、音楽が再生されている状態で、3列目に座っていながら声を張り上げることなく、運転席、助手席の乗員と話すことができました。加えて、音楽の音質は「さすがボーズ!」といった内容で、編集部で用意した重低音の強いヒップホップから浮遊系の音を特徴したエレクトロ、生バンドの楽器をメインとしたロックまで、そのどれもが、どの席で聴いてもまるでコンサートホールのような感覚でした。音が鮮明すぎて、これまで何百回と聴いてきたはずの曲に新しい発見があったことは、正直驚きました。

ここでスピーカーの説明をしておくと、「CX-8」のボーズ・サウンドシステムでは、10個のユニットが搭載されています。「目の前にステージが広がるような、コンサートホールの特等席をイメージ」とボーズ・オートモーティブの担当者も話すように、そもそも、カーオーディオではセンターイメージがつくりにくいという課題があり、例えば運転席と助手席では左右のスピーカーの位置の遠近が異なります。しかし「CX-8」では、図面の段階から車両設計を〈マツダ〉と一緒に行うことでそれを解決。全座席の何百という細かな位置での聴こえ方を独自のアルゴリズムで解析し、どの席においてもボーカルがセンターに来るようなチューニングになっているからすごいです。

ちなみに車両価格は、319万6800~419万400円(税込)。総重量750キロ以下のトレーラーやキャンピングカーがけん引できる連結装置もオプションで用意されているので、街乗りだけじゃなく、アウトドアシーンでの活躍も期待できそうです。ぜひ一度、お近くのディーラーで試乗してみてください。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=4tYTtWxKzrE&w=840&h=595]

Text_Jun Nakada


CX-8(2WD XD Lパッケージ)の場合
寸法(全長×全幅×全高mm):4900×1840×1730
車両重量(kg):1830
ホイールベース(mm):2930
乗車定員:6人
駆動方式:前輪駆動
最小回転半径(m):5.8
エンジン:直列4気筒直噴ターボ
総排気量(L):2.188
使用燃料:軽油
燃料タンク容量(L):72
最高出力(kW(PS)/rpm):140(190)/4500
最大トルク(N・m/prm):450/2000
トランスミッション:6速AT
JC08モード燃費(km/L):17.6
価格:395万8200円(税込)
http://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/

Source: フィナム

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