スウェーデンのストックホルムから西に約100キロに位置する都市ヴェステロース。この街にある発電所はあのファストファッションのパワーハウス、『H&M』の売れ残った服を燃料として燃やしているらしい。2020年までに石油や石炭などの化石燃料に頼らない施設の実現を目指すこの発電所について取材を行った『Bloomberg』記事によると、施設を所有する「Malarenergi」の燃料供給責任者Jens Neren(ジェンズ・ネレン)は「(H&Mの服は)我々にとっては可燃性の材料です。私たちのゴールは、燃料にリサイクル品のみを使用することです」と話している。54年間続くこの発電所が始めた試みは、スウェーデン国内で広まっているサステイナブルな動きの一環で、発電に必要な燃料は有機燃料や“燃えるゴミ”で補おうというものだ。
「Malarenergi」は近隣の街や英国などからも燃料としての燃えるゴミを受け取る契約を結んでおり、2017年のうちに燃やした『H&M』からの“燃えるゴミ”=売れ残りの服は現時点で15トン。しかし、商品に使用されている素材などにより“燃えないゴミ”も多数あり、その量は400,000トンに及ぶという。
サステイナビリティや地球環境の保全、保護ほか数々の社会運動に積極的な〈Noah(ノア)〉のBrendon Babenzien(ブレンドン・バベンジン)が〈Billionaire Boys Club(BBC、ビリオネアボーイズクラブ)〉のハイエンドラインのディレクターへ就任したというニュースはこちらから。
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Source: HYPE BEAST