THE GUIDE HOW TO USE “Samsonite RED”
都市型バッグの新鋭〈サムソナイト・レッド〉の使い方。スタイリスト芦野美穂の場合。
バッグブランドとひと言でいっても千差万別であり、それぞれに魅力があるものだ。そんな枚挙にいとまがないバッグの中でも、〈サムソナイト・レッド〉のプロダクトはデザイン性と機能性の両面から厚い支持を獲得している。その理由を探るべく、日々多種多様なバッグに触れていることから確かな審美眼を持つスタイリストに教えを問いた。前半は、メンズ・レディースを問わずファッションシーンで活躍している芦野美穂氏の考察からスタート。コーディネートサンプルもお見逃しなく!
- Photo_James Ozawa
- Styling_Miho Ashino
- Text_Shogo Komatsu
- Edit_Jun Nakada
- ※アイテムはすべて税抜きです。
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100年の歴史が裏付けるノウハウを受け継ぎ、使ってみたいと思わせる機能性とデザイン性。
まず、芦野さんにとってバッグとはどういう存在ですか?
芦野スタイリストという仕事柄、クレジットが書いてある紙を入れたり、撮影に必要な細かいものを入れたりするので、バッグは常にそばにあるモノでとても身近な存在です。自分で使う際の選ぶ基準は、「頑丈」で「軽くて」、「使いやすい」という三大要素が必須。すぐに使いたいものを取り出せるとか、使用するものがたくさん入ることが決め手になっていますね。
ちなみに普段はどんなバッグを愛用されているんですか?
芦野私、デイパックでどこにでも行っちゃうんです。仕事のときもいつも使っているし、旅行のときもトランクとデイパックの組み合わせが多いので。あと、個人的にバッグはキャメルカラーが好きですね。不思議と飽きがこないのと、どんなコーディネートにも合わせやすいんです。
芦野美穂
ファッション誌やWEBマガジンの媒体から、俳優や女優、タレントなど著名人たちのスタイリングまでを手がけるスタイリスト。コーディネートのテイストや性別を問わないフレキシブルな表現力は、さまざまな場所から高い評価を受けている。
コーディネートを組むとき、バッグにどういう役割を持たせていますか?
芦野コーディネートに、よりリアル感を出す意味を込めています。どこかに出かける時ってバッグがすぐ隣にあることが多いじゃないですか。なので、スタイリングにバッグを加えることで日常感がさらに強調されます。あと、よく言われていることですが、着こなしに色味を足す役割としてもよく使いますね。
今回コーディネートを組むにあたり、さまざまな種類の〈サムソナイト・レッド〉のバッグを見ていただきましたが、特に気になったモデルはどれですか?
芦野まず、フロントジップが斜めに施されている“バイアスメタル 2”のデイパックがすごくいいなって思いました。デザインが斬新だし、素材の質感も良くて個人的にも使いたいなって。知り合いのプレスの方とも「コレ欲しい!」って一緒に盛り上がったくらいです(笑)
業界内でも話題になっているんですね。
芦野そうなんです。あと、“ブリーズ 2”のダッフルトートは、大容量でボックスシルエットのフォルムっていうのが、珍しくておもしろいなと感じました。この2つに限らず、〈サムソナイト・レッド〉のバッグってデザイン性だけじゃなくて、内外の収納ポケットが充実していたり、アクセスしやすいよう設計されていたりと、どれも使い勝手がいい印象ですね。トートバッグも荷物を探すのが大変で使いにくいと思っていましたけど、ちゃんとポケットがついていて安心感があるというか。それに開口部にジップがついているから防犯対策にもなるし、ビジネスシーンでも活用できそうですね。
確かにそうですね。
芦野あと、今回のスタイリング中に思ったのが、〈サムソナイト・レッド〉のアイテムってジップがしっかりしているなってこと。服もそうですが、バッグもジップがスムーズに滑るというのは大事なことですし、やはり長く使うためには耐久性の高さが必須だと思うんです。その点、〈サムソナイト・レッド〉は、本家がスーツケースブランドというだけあって、しっかりつくられているのを実感できますね。
100年以上の歴史を持つ〈サムソナイト〉が培ってきたバッグづくりのノウハウが活かされているということですね
芦野そうです。そもそも、私がはじめて〈サムソナイト〉を知ったのは学生の時なのですが、当時、好きなデザイナーさんが〈サムソナイト〉のヴィンテージトランクを使っていると雑誌で読んで調べてみたら、とても歴史ある老舗ブランドだと分かり、それがいまでも頭に残っています。そんな〈サムソナイト〉の信頼を受け継ぐ〈サムソナイト・レッド〉は、カジュアルでデイリーに使えるデザインのアイテムが揃っていて、しかも手の届きやすい価格帯なのにクオリティもしっかり担保されている。〈サムソナイト〉を知っていても知らなくても、使ってみたいと思わせる魅力が〈サムソナイト・レッド〉にはあると思います。
芦野さんが指南する〈サムソナイト・レッド〉のコーディネート術。
SWING MODE 2「TOTE BAG M」
コーディネート全体のトーンを同じ方向性に合わせました。冬はどうしても重量感のある配色になりがちなのでバッグで色味をプラスしています。グリーンってキャメル(ダッフルコート)に合うんですよね。使っているアイテムがベーシックな印象のものが多いので、バッグの発色でスパイスを加えています。
NOMAD CARRY「BODY BAG L RS」
トラッド感のあるチェスターコートにあえて大胆に赤のボディバッグを斜めがけすることで、コーデがぐっと新鮮になります。絶妙な色味の赤なので、変に浮かないのもポイントです。このボディバッグはコンパクトだけど、意外と容量が大きいので、財布やペットボトルを入れたりするような、ちょっとしたお出掛けをイメージしてみました。
BIAS METAL 2「DAY PACK」
全体を落ち着いた色味で統一しつつ、ハイネックのニットやピンストライプのスラックス、ラウンドタイプのメガネといったキレイめなアイテムで、ダウンジャケットのボリューム感をうまく抑えたコーディネートに。そこにデイパックとスニーカーでカジュアルさを投入することで、キレイめな雰囲気に偏りすぎないよう調和しています。
THE ITEM 2「SHOULDER BAG L」
ゆったりとしたシルエットのデニムのセットアップでまとめつつ、ホワイトのコートとキャメルのバッグで全体のトーンを明るく、スッキリ見せています。インに着たパープルのカットソーとフードの裏のシルバーがアクセント。やっぱりキャメルって、都会的な雰囲気にもアウトドアスタイルにも、幅広いスタイルに合うなと思います。
SWING MODE 2「TOTE BAG M」
〈マーカウェア〉ダッフルコート ¥82,000(パーキング 03-6412-8217)、〈ユニバーサル プロダクツ〉ニット ¥32,000(ワンエルディーケー 03-3780-164)、〈クロ × チャーリー メイ〉デニムパンツ ¥27,000(クロ ギンザ 03-6274-6257)、〈カムズアンドゴーズ〉キャップ ¥8,500(アルファPR 03-5413-3546)、〈リプロダクション オブ ファウンド〉スニーカー ¥19,800(アイ ファウンド 03-6434-7418)
NOMAD CARRY「BODY BAG L RS」
〈ジョン メイソン スミス〉チェックチェスターコート ¥52,000、〈ブフト〉スエットパーカ ¥25,000(ともにHEMT PR 03-6721-0882)、〈ユナイタス〉コーデュロイパンツ ¥35,000(スタディ ショールーム 06-6948-6093)、〈リビング コンセプト〉ベレー ¥8,000(ワンエルディーケーアパートメンツ 03-5728-7140)、〈ブローム〉ブーツ ¥36,000(スタジオ ファブワーク 03-6438-9575)
BIAS METAL 2「DAY PACK」
〈キート〉ダウンジャケット ¥63,000(HEMT PR 03-6721-0882)、〈アメリカンラグ シー〉コーデュロイブルゾン ¥22,000(アメリカンラグ シー 新宿フラッグス店 03-5366-5425)、〈アレッジ〉タートルニット ¥20,000(カラーズ 03-5778-3782)、〈アメリカンラグ シー〉パンツ ¥14,000(アメリカンラグ シー 新宿フラッグス店 03-5366-5425)、〈バディオプティカル〉メガネ ¥23,000(ハウス/バディオプティカル 06-6147-8834)、〈リーボック クラシック〉スニーカー ¥13,000(リーボック アディダスグループお客様窓口 0570-033-033)
THE ITEM 2「SHOULDER BAG L」
〈ポートヴェル〉コート ¥64,000、〈ダブレット〉Gジャン ¥48,000(ともにスタジオ ファブワーク 03-6438-9575)、〈アメリカンラグ シー〉ハイネックカットソー ¥10,000(アメリカンラグ シー 新宿フラッグス店 03-5366-5425)、〈ダブレット〉デニムパンツ ¥39,000(スタジオ ファブワーク 03-6438-9575)、〈ヴァンズ〉スニーカー ¥6,500(ヴァンズ ジャパン 03-3476-5624)
サムソナイト・ジャパン
電話:0800-12-36910
www.samsonitered.jp
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Source: フィナム