フィナム
現代のファッションを牽引するデザイナーのひとり、ラフ・シモンズ。音楽、アート、建築など、さまざまな要素を咀嚼した服の数々は、毎シーズン、独特の美学を感じさせます。そのどこかエモーショナルな雰囲気も服に魅力を感じる人たちの心を捉えているのかもしれません。 そんな〈ラフ シモンズ(RAF SIMONS)〉のアイテムが数多く並ぶショップのひとつに「ドーバー ストリート マーケット ギンザ」があります。 今回紹介するのは、4月5日にリニューアルした常設スペースです。ラフと共にそのデザインを手がけたのは、ベルギー人建築家のGlenn Sestig。打ちっ放しのコンクリートや大理石などを大胆に使った、ミニマルな空間デザインに特徴があり、「ドーバー ストリート マーケット ロンドン」の〈ラフ シモンズ〉の売り場も手がけているそう。 この新しいスペースは、古代の要素が残る建築様式と歴史的な彫刻作品がインスピレーション源。他の売り場とは異質なムードがラフの服をより引き立てています。さらに、中央には女性のマネキンを配置。これはアーカイブのコレクションをランウェーショーの会場に展示した、2016年の「ピッテ…
続きを読む>>ラフ シモンズの新しいスペースがドーバー ストリート マーケット ギンザに誕生。