世界のファッションシーンに大きな影響を与える大物デザイナーたちの退任や就任のニュースが飛び交ったここ数日。新たな創作に期待がかかりますが、一足先に地に足をつけて素晴らしいクリエイションを披露しているのがご存知〈ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)〉です。
〈ラフ・シモンズ〉の2018SSコレクションの着想源は、自身が旅したバンコク、ソウル、ベトナムにあるチャイナタウンや歓楽街と、リドリー・スコットが監督を務めた1982年の映画『ブレードランナー(BLADE RUNNER)』。そして愛するバンド、NEW ORDERでした。
その世界観を凝縮し具現化した空間が「ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)」の4階に出現しています。
スペースにディスプレイしてある4つのマネキンレプリカント(人造人間)は、なんとラフ・シモンズ自身が1点ずつ制作した貴重なアートピース。下のアイテムは、そのマネキンレプリカントがプリントモチーフにもなったコレクションアイテムです。
〈ラフ・シモンズ〉の空間演出は一見の価値アリ。まるで小さな美術館に足を踏み入れるような不思議な体験ができるかもしれません。
Text_Rei Kawahara
RAF SIMONS スペース
場所:ドーバー ストリート マーケット ギンザ 4階
住所:東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館
時間:11:00〜20:00
電話:03-6228-5080
ginza.doverstreetmarket.com
rafsimons.com
Source: フィナム