2018年秋冬、ドメスティックブランド〈ネーム(Name.)〉が表現するのは、これまでの自分に対する反抗や、ファッションに目覚めたときの衝動など、誰もが通過するある種の刹那的な感情です。若者たちが抱く内面の不安定さを表したコレクションには、遊び心、そして辛辣さといった相反する要素が混ざり合っています。そんな〈ネーム〉のアイテムをまとうのは、ロックバンド「踊ってばかりの国」でフロントマンを務める下津光史。憂いを帯びながら、前へ向かって挑戦を続ける彼の姿には、今季〈ネーム〉が表現するあどけなさと鋭さが重なるのです。
- Photo_Yuto Kudo
- Styling_Taichi Sumura
- Movie_ITTA
- Model_Koji Shimotsu(踊ってばかりの国)
- Edit_Yuichiro Tsuji,Ryo Komuta
Source: フィナム