長野剛識が手掛ける「セヴシグ（SEVESKIG）」が2025年秋冬コレクションを国立劇場で発表

　「TO BE TWISTED」と題した今回のコレクションでは、2500年以上続く日本の歴史からインスピレーションを得て、独自の美意識を表現。伝統技術から現代社会までを織り交ぜたデザインが特徴。

コレクションの特徴

　伝統芸能の舞台である国立劇場に小ステージを設け、KO-neyとKenKenによるバンドセッションからスタート。グラフィックデザインや「焼箔」技術など、多彩な素材とデザインが展開された。

　ライダースジャケットやウールのツイードチェック生地を使用したジャケットなど、質感豊かなアイテムが登場。アーガイル柄やマドラスチェック柄が随所に散りばめられ、新旧の要素が融合。

　イラストレーター江口寿史が手がけた「老人Z」とのコラボレーションでは、高齢化社会をコミカルに描いたトップスが注目を集めた。

　フィナーレでは歌舞伎の要素を取り入れ、「散り花」が舞う中、長野が顔を模したマスクを被って登場し、幕が降りた。

セヴシグの2025年秋冬コレクションは、日本の伝統と現代の融合をテーマにした斬新なデザインが光る一方、高齢化社会へのアプローチも見事に表現されている。

A: ファッションに興味があり、日本の伝統と現代の融合を楽しむ方におすすめです。

A: ライダースジャケットやウールのツイードチェック生地を使用したジャケットなど、質感豊かで独創的なデザインが特徴です。