日本を代表するブランドのひとつ、〈N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)〉が2018-19年秋冬メンズ・コレクションをニューヨークで発表しました。今回は“ワークウェア”にインスピレーションを受けたショーとなっています。
同ブランドを率いる、尾花さんのルーツをたどったお話や、アメリカにまつわる数々のストーリーは、こちらの記事でも読めます。
2017AWシーズンのガターパンクやヒッピーなどの路上生活者に着想を得たというコレクションでは大きな話題を呼び、2018SSではジョン・F・ケネディから派生させたというコレクションでは大胆不敵ながらも、実にしなやかなスタイルを披露してくれました。
今回は“ワーク”という、いわばアメリカンファッションのストリートスタイルのなかでも“王道”ともいえるものを、〈N.ハリウッド〉はどう料理するのか。一部抜粋した写真を見てみましょう。
〈N.ハリウッド〉ではおなじみのブラックやグレーといったカラーリングも充実しつつ、ワークを連想させるイエローやオレンジのアイテムがポップに彩ります。実にスマートかつ現代的なワークスタイルが伺えますが、写真では見えないコートやジャケットの裏側にはグラフィックが施されていたりと、さまざまなデザインアクセントを忍ばせている模様。
店頭に並ぶのは、およそ半年先ですが、早く360°全方位から、全アイテムを見たくて仕方ありません。
そのほか、コラボレーションブランドとしては、〈アヤメ〉、〈コンバース アディクト〉、〈リー〉、〈ニューバランス〉、〈ティンバーランド〉のプロシリーズ、〈吉田カバン〉というラインナップ。コラボレーションの名手でもある、尾花さんのその手腕にも注目です。
Text_Shinri Kobayashi
N.HOOLYWOOD FALL 2018 COLLECTION
http://store.n-hoolywood.com
Source: フィナム