先日、東京発のストリートブランド〈MAGIC STICK(マジック スティック)〉が発表した2018年春夏コレクションは、ブランドとしての更なる進化、そして現代トレンドのひとつである“ストリート x モード”に対する一種の答えを感じさせるものだった。デザイナー・今野直隆の類い稀な感性から生まれるクリエイションの数々はBig Sean(ビッグ・ショーン)、Flatbush Zombies(フラットブッシュ・ゾンビーズ)といったUSラッパー勢のみならず、1850年創業の超老舗高級百貨店『Lane Crawford』にまで響き、昨年はそのアジア屈指の名店とカプセルコレクションを展開したことも記憶に新しい。
その今野氏と言えば、スニーカーへの造詣も深く、昨年は〈Brain Dead(ブレイン デッド)〉を手がけるKyle Ng(カイル・ウン)や『Round Two』の主宰Sean Wotherspoon(ショーン・ワザーズプーン)らとともに、AIR MAX DAYのデザインコンペ“VOTE FORWARD”に参戦。惜しくも製品化には至らなかったものの、東京的カルチャー背景とAir Max 97への敬意を融合したデザインにはJerry Lorenzo(ジェリー・ロレンゾ)や著名ラッパーから賛辞が寄せられていた。
肝心の本題はここからなのだが、実は今野氏のInstagramに気になる投稿が。「Designed AF1 VIP」とのコメントとともに投稿されたのは、履き口裏にSAMPLEの文字がプリントされたAir Force 1と思われる一足。また、#fainallyImadeitとのハッシュタグも添えられており、「いよいよ今野氏と〈Nike(ナイキ)〉の正式コラボが実現するのでは?」と期待したくなる。
今年のAIR MAX DAYも近づいているので、そこでのプロジェクトなのか。はたまた、ベースがホワイトなので、Air Force 1の誕生35周年企画“AF-100”にフックしたものなのか、現状では情報が少なく妄想を膨らませることしかできないが、しばらくの間は両者の動向を注意深く観察していく必要がありそうだ。
スニーカーヘッズ諸君は、Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)がお披露目した新作Air Jordan 1の確認もお忘れなく。
Click here to view full gallery at HYPEBEAST.JP
Source: HYPE BEAST