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〈Nike(ナイキ)〉が、〈New Balance(ニューバランス)〉と〈SKECHERS(スケッチャーズ)〉をFlyknitの特許侵害で提訴したことが明らかに。『Complex』の記事によると、〈Nike〉は〈New Balance〉に対して、Flyknitの特許を侵害しているとされるデザインが“少なくとも”21点あるということと、〈SKECHERS〉のニットシューズ数点が同様に特許侵害しているという主張で、それぞれのブランドを提訴したという。2012年に〈Nike〉が発表したFlyknitは、軽量で耐久性のある糸を、シームレスなアッパーに編み込むといったシューズの製作技術だ。同社は、この技術により廃棄物を60%削減することに成功しており、往来のシューズと比較して軽量化を実現したという。Flyknitは、環境問題に配慮しているだけでなく、スポーツやアクティビティなど、さまざまなシーンに合わせてシルエットを変化させることが可能な柔軟性も備えており、2012年9月より複数の特許を取得している。〈Nike〉が他ブランドを特許侵害の疑いで訴えたのは、今回が初めてではない。同社は、2020年1…