HYPE BEAST
米『Twitter(ツイッター)』社は6月8日(現地時間)、同社にスパムボットや偽アカウントのデータに関する情報開示を求めていたElon Musk(イーロン・マスク)に対し、これらの情報を提供する意向であることが明らかになった。今年4月、Elonは『Twitter』を440億ドル(約5兆6,100億円)で買収すると発表していたものの、先日この計画を中止にするつもりだと報じられた。その理由は先述した通り、彼は以前から『Twitter』にスパムボットや偽アカウントのデータに関する情報開示を要求していたが、同社が一向にこれを拒否し続けていたから。しかし、今回の『The Washington Post』の報道によると、『Twitter』の取締役会は話し合いの末にElonの要求に応じることを決意し、彼に同社の“firehose”と呼ばれるデータへのアクセス権を提供する予定だという。“firehose”は、毎日5億件以上投稿されるツイートの発信元の端末やアカウントの情報などを含む膨大なデータ。同社はこのデータへのアクセス権を有料で提供しており、現在「Google(グーグル)」や「NTT」などの大手…