HYPE BEAST
アメリカ・シカゴ在住の写真家/アーティスト Jason Peterson(ジェイソン・ピーターソン)とカリグラファーのTubsが共同で制作したKanye West(カニエ・ウェスト)の巨大な壁画が、NFTとしてオークションに出品された。今年突如出現したこの壁画は、シカゴで近年開発が進んでいるウェストループという地区のノースサンガモンストリートとウェストレイクストリートの交差点に存在する。Petersonが撮影した写真をもとに描かれたというYeの肖像のすぐ左側にはQRコードが配置されており、オークション終了後に鑑賞者がこのコードを読み取ると、同作品の所有者についての情報を知ることができる。つまり、本オークションでこの壁画のNFTを落札した人のプロフィールがQRコードに紐づけられるという仕組みになっている。Petersonは今回の作品について以下のようなコメントを発表した。「現代のアーティストは、アートとその媒体の現状に挑戦する新たな方法を常に模索しています。NFTはアートの世界にとって、革新的な新しいメディアです。これはアーティストが自分の作品の流通を完全にコントロールできるだけでなく、…