WRANGLER & 5 SELECT SHOPS
セレクトショップが別注したラングラーのボアジャケットを徹底比較。
古き良きアメリカのカウボーイカルチャーを内包し、世界各国に多くのファンを持つ〈ラングラー(WRANGLER)〉。ブランドの創立70周年を迎えた今年、国内の主要セレクトショップ5社とタッグを組んだボアジャケットを続々とリリースしている。今季らしいトレンド感や特徴的なディテールの違いなど、各ショップによって込められた想いをスタッフの着こなしと共に紹介。人気セレクトショップが提案する〈ラングラー〉の魅力を紐解いた。
- Photo_Hiroyuki Takashima
- Text_Yuho Nomura
- Edit_Ryo Muramatsu
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FREAK’S STORE
名品モデルを現代的解釈でアップデート。
言わずと知れた〈ラングラー〉の名品番「11MJZ」。古着好きでもある「フリークスストア」バイヤーの江原伸悟さんも特に思い入れが強いというモデルを現代的なディテールによって蘇らせたボアジャケットは、トピックスも盛りだくさんだ。「50年代後半から60年代前半の代表的なモデル『11MJZ』のヴィンテージをベースにしているんですが、フロントをジップに変え、襟の大きさも小ぶりにしています。オリジナルにはないコーデュロイの生地を採用したことで、現代的な一着に仕上がったと思います」。これまでの〈ラングラー〉の別注にはないカスタムは「フリークスストア」の新たな挑戦を感じさせる。「ショップの声なども反映して作ったジャケットは、今までなかったスタイリッシュさも感じられると思います」
細部にまでこだわったボアが売りの定番モデル。
近年欠かさずにつくられている「フリークスストア」別注のランチコート。あくまでもランチコートの原型を守りつつも随所に玄人をニヤリとさせるディテールを潜ませる。バイヤーの江原さんは「定番としての安心感は残しながらも、パッと見では見落としてしまいそうな細かいディテールのこだわりや仕様変更を加えて、毎シーズン楽しみにしてくれているお客さんにも新しい発見を与えられるアイテムになった」と語る。これまでと異なり、今季は「フリークスストア」のオンラインストアのみでの展開。「〈ラングラー〉との別注は定期展開もあって、それなりに認知度も高くなってきたことで、コーデュロイのジャケットと差別化を図るためにもオンラインストアのみでの展開にしています。長年デザインやシルエットなどを大幅に変更せずに別注を続けてきたことで定着したファンとの信頼感があるからこその決断でした」
STYLING IMAGE
菅野寛貴さん(新卒採用担当)
「秋らしく落ち着きのあるカラーリングでまとめて、カジュアルなスタイリングを心掛けました。随所に配したアイテムの素材もさりげなく季節感を意識しているので、 旬な印象を与えられると思います。ショート丈のジャケットに若干長めのシャツをレイヤードし、サイズバランスを調整。リラックス感のあるパンツと合わせてもどこかこなれた雰囲気を醸し出せます。またアイテムのサイズ選びはジャストかやや大き目がオススメです」
「全体をルーズなシルエットでまとめた着こなしを意識しました。トレンドライクなライン入りのトラックパンツやストライプシャツは、一見ランチコートとの相性は悪そうなんですけど、実はその存在感をより一層引き立ててくれる効果もあるんです。デニムのランチコートは『フリークスストア』で最近定期的にリリースしている別注アイテムでもあるので、今季はストリート感のあるスタイルに合わせてみてはどうでしょうか」
フリークスストア 渋谷店
電話:03-6415-7728
www.freaksstore.com
Source: フィナム