THE GUIDE HOW TO USE “Samsonite RED”
都市型バッグの新鋭サムソナイト・レッドの使い方。スタイリスト片貝 俊の場合。
バッグブランドとひと言でいっても千差万別、それぞれに魅力があるものです。そんな数多あるバッグブランドの中でも、〈サムソナイト・レッド〉はファッション業界内外を問わず、多方面から支持を得ています。では、その理由はどこにあるのか。後半となる今回は、メンズを中心にその手腕を振るうスタイリスト、片貝 俊さんに語っていただきました。参考にしたい秋冬コーディネート例も一緒に紹介しているので、合わせてチェックしてください。
- Photo_James Ozawa
- Styling_Shun Katakai
- Text_Shogo Komatsu
- Edit_Jun Nakada
- ※価格すべて税抜き
- Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?’http’:’https’;if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+’://platform.twitter.com/widgets.js’;fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, ‘script’, ‘twitter-wjs’);
- https://b.st-hatena.com/js/bookmark_button.js
“このコーディネートじゃないとこのバッグは合わない”というより、どのコーディネートにも使えるバッグがいい。
〈サムソナイト・レッド〉にどういう印象をお持ちですか?
片貝デイリーに使えて、どんなコーディネートにも合わせやすいというイメージがあります。コーデュラナイロンやキャンバス地、PVCコーティングが施されたツヤ感のあるものとか、素材の種類も豊富だし、デイパックやショルダーバッグ、ボディバッグといった型が揃っているのでコーディネートしやすい気がします。
ディテールで気になったものはありますか?
片貝“バイアスメタル2”は斜めにデザインされたフロントポケットが個性的だし、堅牢なメタルファスナーもアクセントになっていますね。プロダクト全般的にファスナーが大きいのが他のバッグブランドと違うポイントかなと。ファスナーが大きい分、タフに使えそうですしね。
片貝 俊
1982年生まれ、愛知県出身。スタイリスト小沢宏氏に師事後、2009年に独立。メンズファッション誌を主戦場に、カタログや広告などマルチに活躍する人気スタイリスト。
今回、〈サムソナイト・レッド〉のバッグを使ったコーディネートを4体組んでいただきましたが、いずれもストリートテイストにまとまっていて良いですね!
片貝最初からストリートっぽくしようと思っていた訳ではないんです。〈サムソナイト・レッド〉のバッグを見たときに、バッグの形や生地に“都会的”な雰囲気を感じて、そこからインスピレーションを膨らませて、自転車乗りみたいなアクティブな感じのスタイリングに落とし込みました。
〈サムソナイト・レッド〉のプロダクトデザインに関してはいかがですか?
片貝バッグ本体とストラップのカラーが同じっていうのはポイントが高いです。例えば、トートバッグのボディカラーがブルーで、ストラップが違うカラーっていうのはたくさんあるんですよ。でも、〈サムソナイト・レッド〉は、単色でまとめているバッグをたくさん展開していますよね。2色使っていたとしても、使いやすいブラックだし。個人的に色の組み合わせが多いバッグってあまり持ったことがないんです。普段は真っ黒のシンプルなデイパックを使っているくらいなので。なので、最小限のカラーリングでまとまっているバッグというのは目を惹きますね。
単色というのは、スタイリングを組む上でも重要になってくると?
片貝そうですね。例えば、今回のスタイリングでも使った“スイングモード2”はブルーですが、ストラップに違うカラーを使っていたらコーディネートに加える色味が多くなってしまうので合わせ方が難しくなってしまいます。でも、単色だとストレートにカラーを加えられるのでそこまで難しくないです。赤のタグがさりげないアクセントになっていますね。
無駄な配色を使わない潔さが“使いやすさ”に直結しているわけですね。
片貝はい。そういったバッグをワードローブにひとつ持っているだけで、毎日のコーディネートに合わせるバッグで悩むことも少なくなると思います。〈サムソナイト・レッド〉のデザインはシンプルですが、素材やパーツなど、こだわっている部分が多いので誰でも取り入れやすいと思いますよ。先ほども話したように、僕がプライベートで使っているものは至極シンプルなバッグばかりです。服も同じで主張が強いものは持っていないんですよ。やっぱり服にしても、バッグにしても汎用性が高いものがいいですよね。“このコーディネートじゃないとこのバッグは合わない”というよりも、“どのコーディネートにも使えるバッグがいい”。〈サムソナイト・レッド〉のバッグは、それを体現しているデザインだと思います。
シンプルなものがいいという考え方は、片貝さんのスタイリングにも反映されているのでしょうか?
片貝あまり意識はしていませんが、使いやすいカラーやデザインは自然と手が伸びますね。バッグって本来は機能的なものだと思うんです。書類を入れやすいとか、パソコンを保護するスリーブが付いているとか。でも、スタイリングで考えた際に、バッグがひとつプラスされるだけでコーディネートに色味やボリュームが加わる訳じゃないですか? 帽子やサングラスといった小物とは少し違ったアクセントになるという認識でコーディネートに取り入れています。〈サムソナイト・レッド〉のバッグは余計な装飾がなくてシンプルな分、アクセントに使いやすい。そこに人気の秘訣があるんだと思います。
片貝さんが指南する〈サムソナイト・レッド〉のコーディネート術。
BIAS JACK 2「BOX PACK」
今年はボアのトップスがトレンドなので、それがキーアイテムになっています。また、モノトーンではなく、あえてブラウンで統一することで季節感を演出しながら柔らかい印象を持たせています。ただ同色とはいえ、アイテムごとに濃淡を出して、コントラストを変えるのがキレイに見せるコツです。
SWING MODE 2「TOTE BAG M」
“スイングモード2”が着こなしのアクセントになっています。ブルーはトップスのピンクと相性が良く、加えるだけで全体の雰囲気がグッと引き締まります。他はブラックとグレーのアイテムで統一して、2つのカラーリングを強調しました。今の季節にこういう明るい配色を選ぶのもいいのではないでしょうか?
NOMAD CARRY「BODY BAG L RS」
このボディバッグ自体にスポーティさを感じたので、ブラウンを選んで襟付きのアウターに合わせ、落ち着いたムードのスタイリングにシフトさせました。ブルーの2タックパンツがキレイめな印象を与えてくれて、重くなりすぎないメリハリのある着こなしに。デザインを削いだシンプルさがポイントになっています。
THE ITEM 2「BACKPACK S」
シックなカラーリングの中に配置したネオンイエローの小物でスパイスを利かせたコーディネートです。派手なカラーリングは、ニットキャップやベルトなど、トータルの面積が小さいアイテムで採用するとしっくりと馴染みやすいです。バックパックが小さめでスクエア型なのが個人的にツボですね。
BIAS JACK 2「BOX PACK」
〈パウ〉プルオーバー¥65,000(アルファ PR03-5413-3546)、〈イッティビッティ〉Tシャツ¥13,000(ストライプスデザイン03-5768-2401)、〈アンデコレイテッド マン〉パンツ¥25,000(アンデコレイテッド マン03-3794-4037)、〈ユニバーサル プロダクツ〉キャップ¥9,000(1LDK03-3780-1645)、〈ナイキ スポーツウェア〉スニーカー¥10,000(スポーツ ラボ バイ アトモス03-6457-8755)
SWING MODE 2「TOTE BAG M」
〈ポートヴェル〉スウェット¥24,000(スタジオ ファブワーク03-6438-9575)、〈スティル バイ ハンド〉カットソー¥9,000、パンツ¥17,000(スタイルデパートメント03-5784-5430)、〈ヘレシー〉キャップ¥6,000(シップス 渋谷店03-3496-0481)、〈アイヴァン 7285〉サングラス¥47,000(アイヴァン 7285 トウキョウ03-3409-7285)、〈オルフィック〉シューズ¥27,000(アルファ PR 03-5413-3546)
THE ITEM 2「Shoulder Bag L」
〈アンデコレイテッド マン〉コート¥52,000(アンデコレイテッド マン03-3794-4037)、〈ユニバーサル プロダクツ〉ニット¥24,000(1LDK03-3780-1645)、〈ウル〉パンツ¥28,000(スタジオ ファブワーク03-6438-9575)、〈シップス ブルーストア〉シューズ¥7,800(シップス 渋谷店03-3496-0481)
THE ITEM 2「BACKPACK S」
〈ソーイ ブックス〉ジャケット¥19,000(M.I.U.03-5457-2166)、〈パウ〉スウェット¥24,000(アルファ PR03-5413-3546)、〈シップス ジェットブルー〉パンツ¥13,800(シップス 渋谷店03-3496-0481)、〈ハフ〉ニットキャップ¥3,800(ハフ ジャパン0548-24-1250)、〈ユニバーサル プロダクツ〉ベルト¥6,500(1LDK 03-3780-1645)、〈ブローム〉シューズ¥34,000(スタジオ ファブワーク03-6438-9575)
サムソナイト・ジャパン
電話:0800-12-36910
www.samsonitered.jp
- Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?’http’:’https’;if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+’://platform.twitter.com/widgets.js’;fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, ‘script’, ‘twitter-wjs’);
- https://b.st-hatena.com/js/bookmark_button.js
Source: フィナム