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〈Moncler(モンクレール)〉が、2020年度第4四半期および年間決算を発表。2020年の同社の売上高は前年比11%減となったが、2020年下半期は中国での好調な業績、韓国および日本市場の成長などに加えてオンライン販売の売上向上が牽引し、見事回復を記録したことが明らかになった。発表によると、同社の第4四半期の売上高は前年同期比8%増(為替変動の影響を除いた場合)となり、26%の売上総利益を伴い、オンラインでの売上は8億5,000万ユーロ(約1,086億円)を超えたという。この業績は、アジアにおける成長率が年間では前年比2%増、第4四半期には26%増となっていることに支えられている。好調なアジア圏とは対照的に、イタリアでは観光客の減少と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大防止に伴う厳格なロックダウンの影響により、第4四半期には前年比34%の減少を記録。EMEA(イタリアを除くヨーロッパ、中東およびアフリカ)と南北アメリカもまた、それぞれ18%と15%の年間減少を記録した。同社はこの年間レポートの中で、昨年12月に発表された〈Stone Island(ストーンアイランド…
続きを読む>>Moncler が2020年第4四半期での売上回復を報告