HYPE BEAST
一夜にしてLil Nas X(リル・ナズ・X)らSNSスターを生み出す一方で、ここ日本でも国家安全保障やプライバシーの懸念から使用が危ぶまれている動画投稿アプリ『Tiktok(ティックトック)』。一足先にインドでは政府が使用を禁止し、アメリカでも昨年から政府支給の携帯端末でのダウンロードが禁止されたほか、Donald Trump(ドナルド・トランプ)大統領が米国事業をアメリカ企業へ売却、もしくは配信停止を求めるなど、よくも悪くもいちアプリとして以上の社会的影響力を持つようになった。そんな同アプリをトランプ政権は危惧し、9月27日23:59(現地時間)からアメリカ国内でのダウンロードや更新を一切禁止する配信禁止措置が発令される予定だった。しかし複数の中国企業が差し止めを求めた結果、直前の27日午後にワシントンの連邦地方裁判所が禁止措置を一時的に差し止める判断を下し、アメリカ国内での新規ダウンロードなどが当面継続されることに。11月にはさらなる厳しい措置がとられる予定とのことだが、大統領選の結果や買収の行方によって『Tiktok』がアメリカ国内で存続できるかどうかは大きく変わってきそうだ。…