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『McDonald’s(マクドナルド)』が、快適な室内環境を実現しながらエネルギーの消費量をゼロにする“Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)”の第1号店を、アメリカ・フロリダ州の『Walt Disney World Resort(ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート)』内に建設した。「Ross Barney Architects(ロス・バーニー・アーキテクト)」が設計を務め、再生可能なエネルギーシステムの搭載により、1年間に必要なエネルギーの創出を実現。倉庫の中に建てられた第1号店の外観には、熱線反射ガラスが配され、V字型の形状の屋根にはソーラーパネルが備え付けられている。また、自然換気システムを稼働させたブラインド・ウインドウが装備されており、気温が高くなると自動的に窓が締め切られ、室内の温度調整がなされるという。それに加え、植物で覆われた壁は二酸化炭素を吸収する役割を果たしている。現在、同店舗はドライブスルーとマックデリバリーのみ営業している。『McDonald’s』は2030年までに店舗やオフィスに関連する排出量を、2015年基準…