1985年に生まれた“フロッグスキン”が〈オークリー〉というブランドの、そして世界中のファッションシーンのアイコンとなって久しい。
2007年に初期の仕様でリバイバルされた際には、洒落者たちの話題をさらったこのアイコニックなアイウェア。その復刻10周年を記念したカプセルコレクションのローンチが先ごろ行われました。
“フロッグスキン カプセルコレクション”と題したこのシリーズには、“フロッグスキン”初のハーフリムモデル、“フロッグスキン ライト”や、ストリートの流れを汲んだ19型のアパレルがラインナップ。
そんなメモリアルなコレクションの初お披露目が、キャットストリートの一角にあるオークリーストア 原宿店にて行われました。
当日は、プロスノボーダーの國母和宏選手や工藤洸平選手らをはじめ、〈オークリー〉と所縁の深いトップアスリートたちが集結。中でも注目を集めたのが、BMXライダーの中村輪夢選手とスケートボーダーの西村碧莉選手という、次世代を担う2人のエクストリーマー。当日はショップ前に特設ランプが登場するも、雨天によってデモンストレーションは惜しくも中止に。その代わりに、2人による屋内でのトリックの披露やトークショーが行われ、2020年のオリンピックを見据えた若きプロたちの熱いセッションを一目見たいと、押しかけた人々で大盛況。
自分のスタイルで譲れないものは? との問いかけに対し、中村さんは「高いジャンプです。11月にはワールドカップの強化選手としてとして参加するので、今はそこに向けて頑張っています」と近況にも言及。西村さんは「街を歩いていると“ここ、滑りやすいんじゃないかな?”と思っちゃう(笑)」とスケーターの職業病(?)を告白して笑いを誘うと、〈オークリー〉っていうブランドがあったから色んな人と出会えたし、大きな繋がりができました」と感謝を口にするワンシーンも。
西村さんのキックフリップや中村さんの360の実演で会場が沸く中、トークショーは終了。
(左)西村碧莉選手「〈オークリー〉のアイウェアをかけている人が街中にいるとクールに見えるし、ついつい目で追っちゃう。軽さとか滑りにくいラバー使いとか、“フロッグスキン ライト”のかけ心地の良さは一度かけたらすぐにわかると思います。ボリュームが少ないから、女の子にもオススメです」
(右)中村輪夢選手「僕自身も元々〈オークリー〉のアイウェアを掛けていたし、グリップから始まったブランドにサポートしてもらえたときは、本当に嬉しかったです。“フロッグスキン ライト”はこれまで以上に軽くて掛けやすいし、ハーフリムでレンズの個性ももっと引き立ちそう」
(左)國母和宏選手:「自分がサポートしてもらってることを抜きにしても、〈オークリー〉がやることは毎回楽しみにしています。これからもこういう新しいアプローチ、期待してます!」
(右)工藤洸平選手:「定番が新しくなった“フロッグスキン ライト”はファッション的にも新しいし、オールマットのブラックっていうスタイルが個人的にもすごく好みです。ファッション面ではもちろん、スポーツ面でも活躍すると思う。チェックしてみて下さい!」
当日はストリートシーンにも大きな影響力を持つ〈John’s by JOHNNY〉のJOHNNYとTAPPEIによるDJが会場を盛り上げ、来場者たちはトークショーの後もドリンク片手に新作コレクションをいち早く堪能。
中でも“フロッグスキン ライト”は来春一般発売予定で、それまでは同店で10月22日まで行われる先行販売と、〈オークリー〉のオフィシャルウェブサイトでの期間限定販売(10月23日〜11月5日)でしか手に入らないという特別感もあって、常に人集りをつくっていました。
アスリートもファッショニスタも無視できない新たな潮流。そのスタイリッシュさと快適さ、見逃しは厳禁です。
Photo_Takamasa Sasai
Text_Rui Konno
オークリーストア 原宿店
住所:東京都渋谷区神宮前5-17-4 神宮前トーラス1F/B1F
電話:03-3409-5545
http://jp.oakley.com
Source: フィナム