HYPE BEAST
実用性が求められる現代において、GORE-TEX(ゴアテックス)は全天候に対応する機能素材の代名詞として、アパレル、シューズ問わず、さまざまなプロダクトに応用されてきた。特にスニーカーでは同素材の採用が顕著化し、これまで水や汚れに弱いとされていたモデルが評判を覆すアップグレードを遂げてきた。それは〈Nike(ナイキ)〉も例外ではなく、オレゴンの大手スポーツ企業はこの秋、不朽の名作であるAir Force(エアフォース)のシルエットをGORE-TEXでラッピングする。〈ACG〉ラインや同社が傘下に置く〈Converse(コンバース)〉での成功を経て登場するのは、Air Force 1 Lowと〈Nike Sportswear〉の「THE10TH」のもとデザインされたAir Force 1 Highの2型である。前者はバリスティックナイロンとフルグレインレザーをグリーンオリーブのGORE-TEXの裏地に重ね、シュータンとサイドに「GORE-TEX」の文字を刺繍で施したミリタリーな仕上がりが特徴。一方、後者はTom Sachs(トム・サックス)とのコラボレーションを彷彿とさせるブーツタイプで…