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NBA から着用禁止を命じられた歴代のNGバッシュを大公開

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遂に開幕の時を迎えた2018-19シーズンのNBA。例年、シーズン前に細かなレギュレーションの変更を実施しているリーグだが、今季は選手が試合中に着用するシューズのカラー規制の緩和が話題となった。昨シーズンまでは、特定の日を除き、原則的にシューズの色はチームカラーに合わせるように決められていたが、この緩和により選手は所属チームのメインカラーに合致しないシューズを着用することが許されるようになる。本項では、過去にNBAからお咎めを受けたバッシュを一挙大公開。今回の規制緩和によってこれらの一部は今後の着用が認められるが、引き続きNGを食らうシューズもちらほら。早速、下より問題のフットウエアの数々を確認してみよう。

Michael Jordan / Nike Air Jordan 1(1985年)
DAVID CABRERA
ご存知、AJ1はドキュメンタリー映画『UNBANNED:THE LEGEND OF AJ1(原題)』が制作されるほど、そのカラーリングに纏わる逸話は広く知られている。1985年当時、まだまだお堅いリーグだったNBAでは、シューズ全体の面積に占める白もしくは黒の割合が51%以上とならなければいけなかった。これにより、現在では“Bred”として知られるブラック/レッドの配色は試合中に履くことを禁止されるが、それを逆手に取った〈Nike(ナイキ)〉のマーケティングとMichael Jordan(マイケル・ジョーダン)自身の活躍が相まって、Air Jordan伝説の幕開けとなった。

Athletic Propulsion Labs Concept 1(2010年)
Courtesy APL
このシューズを覚えている方はいるだろうか?2009年に設立された〈Athletic Propulsion Labs(アスレティック プロパルジョン ラボ)〉によるConcept 1は、つま先にバネのようなシステムが埋め込まれており、それがエネルギーを貯め跳躍力をアップさせるという画期的なシューズであった。これに対し、当時のNBAコミッショナーであるDavid Stern(デビッド・スターン)は“選手のジャンプ力をアップさせ不公平なアドバンテージを与える”として、今シューズの着用禁止を発表。

Josh Smith / Adidas Top Ten 2000(2012年)
Mike Ehrmann/Getty Images
当時、アトランタ・ホークスに所属していたJosh Smith(ジョシュ・スミス)は、対戦相手のヒートの本拠地であるマイアミを舞台にした『特捜刑事マイアミ・バイス』にオマージュを捧げる通称“South Beach”のカラースキームを用いたスニーカーで出場。当時はチームのカラー規定違反となったが、今シーズンからはこれらのシューズが着用可となる。

Carmelo Anthony / Jordan Melo M10(2013年)
Elsa/Getty ImagesElsa/Getty Images
Carmelo Anthony(カーメロ・アンソニー)の10代目シグネチャーである今モデルはヒール部のメタリックパーツがリーグの規定に抵触。反射素材は試合を観戦するアリーナの観客やテレビ視聴者の妨げになる可能性があるという。そのため〈Jordan Brand(ジョーダン ブランド)〉はマット素材に変更したシューズの制作を余儀なくされた。ちなみに〈YEEZY(イージー)〉のバスケットボールシューズも同様の理由でコート上での着用が禁止される模様。

Karl-Anthony Towns / Nike Hyperdunk 2016 custom(2018年)
Jordan Johnson/NBAE/Getty Images
「Netflix」の人気ドラマ『ストレンジャー・シングス』のペイントを施したKarl-Anthony Towns(カール=アンソニー・タウンズ)のシューズは、先日のJ. R. Smith(J・R・スミス)が、右ふくらはぎに入れた〈Supreme(シュプリーム)〉タトゥー同様、商業ロゴの表示を禁じる規定に違反しているとのこと。

De’Aaron Fox / Nike Kyrie 4(2018年)
Rocky Widner/NBAE/Getty Images
サクラメント・キングス所属のDe’Aaron Fox(デアーロン・フォックス)が着用した左右ミスマッチのド派手なカラーリングのKyrie 4は、パープルを基調としたチームカラーに沿わないとして規定違反(昨季のルーキーだったFoxはそもそもその規定すら理解していなかった模様)。しかし、先述のJosh Smithのシューズ同様、今季であればお咎めなしの1足。

Stephen Curry / Under Armour Curry 4 custom(2018年)
Lachlan Cunningham/Getty Images
2018年のチャイニーズ・ニューイヤー試合にてStephen Curry(ステフィン・カリー)が着用したCurry 4のカスタムペイントがリーグの規定に違反。中国暦の旧正月は、カラー規定が適用されない例外日のひとつであるが、どうやらアッパーに描かれたユニフォームと同様のアートワークが問題のようで、このデザインは昨季よりNBAの公式サプライヤーとなった〈Nike〉製のジャージにのみに使われることが許されていたとのこと。

Frank Kaminsky / Jordan Melo M13 custom(2018年)
Jeff Haynes/NBAE/Getty Images
シャーロット・ホーネッツに所属するFrank Kaminsky(フランク・カミンスキー)は、自身のポッドキャストの番組名をシューズにペイントして試合に出場。これは先述のTowns同様に商業ロゴを表示しているとしてNG。

いかがだっただろうか。近年人気が高まっているカスタムスニーカーは引き続き注意が必要だが、自由度が高まったことにより、今シーズンからはド派手なカラーリングのフットウェアが多くの選手たちの足元を飾ることであろう。

あわせて、2018-19年シーズンの優勝予想アンケートの参加もお忘れなく。

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Source: HYPE BEAST

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