Raf Simons（ラフ・シモンズ）が手がける〈CALVIN KLEIN 205W39NYC〉がニューヨークの地で2019年春夏コレクションを披露した。これまでに続いて“アメリカ”をテーマに掲げた今回は、Steven Spielberg（スティーヴン・スピルバーグ）監督によるクラシックホラー映画『JAWS（ジョーズ）』と、60年代の青春恋愛映画『卒業』の2つの代表的作品を着想源にアメリカ社会の変化を反映させた最新コレクションとなっている。
メンズ・ウィメンズからなる全62体のルックが登場した本コレクションでは、ウェットスーツ風のアイテムやファーマルジャケットなど、ポジティブなサマースタイルとは正反対の『JAWS』とRafの世界観が醸し出す緊迫感が随所に落とし込まれている。その反面、『卒業』からはカルチャーやコミュニティーに変化を及ぼす社会のタブーや誘惑といった面を鮮やかなカラーパレットにのせて表現。フィナーレでは『JAWS』を象徴するサウンドトラックをバックに、アメリカの卒業式で着用するグラデュエイトキャップを被ったモデルが登場し、海を彷彿させる大型ビジョンと血をイメージした赤いランウェイの上をモデルが闊歩した。常人離れの天才デザイナーが手がける圧巻のランウェイショーの全貌は、上のフォトギャラリーよりチェックしてみよう。
ちなみに、〈UNDERCOVER（アンダーカバー）〉の高橋盾がクリエイティブエージェンシーを設立したのはご存知？
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Source: HYPE BEAST
