モード界を代表するファッションデザイナーの一人、Rick Owens（リック・オウエンス）がイタリア・ヴェネツィアのリド島に構える別宅の内部を公開した。公私共のパートナーとして知られる妻のMichèle Lamy（ミシェル・ラミー）と共有するこの空間は、自身のクロージングラインを象徴するダークトーンな世界観とは対照的に、ベージュの大理石フロアやクリーンな白壁をメインに構成。そこに未来派のアーティスト、Thayaht（タイアート）が1935年に製作した彫刻や頭蓋骨をモチーフにしたオブジェなどが花を添えている。
ブランドの生産工場により近いボローニャやモデナという選択肢もあったそうだが、長年ヴェネツィアに魅せられてきたRickは、このリド島を選んだ理由の一つとして「この街の規模感や地元の人々は、カリフォルニア州ポータヴィルの故郷を思い出します」と説明。また「閑静なこの街がとても気に入っています。ナイトクラブもなく、ドラッグにも無縁な街なので、周囲の雑音から自分の身を守ることができます」とも語っている。
上のフォトギャラリーより、飾らないRickの居住スペースをチェックしてみよう。あわせて、バリ島のマウンテンサイドに佇むオアシス“Chameleon Villa”もご確認を。
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Source: HYPE BEAST
