アメリカ・カリフォルニア州を拠点とする新興自動車メーカー「Rezvani Motors(レズヴァニ・モーターズ)」社が2017年末にお披露目したSUV車、Tankに新たな選択肢としてミリタリーエディションが加わる。
日本語で“戦車”を意味する英単語がその名に冠された今モデルは、フューチャリスティックかつシックな外観デザインが特徴的であったが、今エディションの外装には高レベルのバリスティックアーマーを使用。これは一般的な銃器および大口径ライフルを防ぐ防弾仕様を意味しており、さらにガスマスクや爆弾に対するプロテクションさえ備えているという。また、防護という観点から軍事用フラットタイヤ、万が一に備えた救急キットや車外と通信可能なインカムを完備するという充実ぶりだ。その他にも標準モデルから受け継ぐ上質なレザー素材を採用した車内インテリア、ストロボライト、ボディアーマーなどに用いられるケブラー素材で覆われた燃料タンク、仮に攻撃を受けた際に相手の視覚を奪うほどの強力なライトを前後に配している。また、出力500馬力の6.4リッターV型8気筒エンジン(もしくはオプションで707馬力の6.2リッターヘルキャットV型8気筒エンジンにアップグレード可能)を搭載している。
価格は、先述のオリジナルモデルが15万9,000ドル(約1,780万円)に対し、このミリタリーエディションの価格は、それを大きく上回る29万5,000ドル(約3,300万円)からのスタート。買えるかどうかは別にして、まずは上のフォトロールよりその屈強な車体を確認してみよう。
あわせて、ダカールラリーで輝かしい成績を残したSSS級の希少価値を持つPorsche 959も要チェック。
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Source: HYPE BEAST