Khalid Qasimi(カリド・カシミ/ハリド・カシミ)が手がけるロンドン発のメンズウェアブランド〈Qasimi(カシミ)〉の2018年秋冬コレクションをチェック。あらゆる土地を散策し、文化、風習、伝統を見て来たデザイナーQasimiは、その複雑な関係性を学び自身のコレクションに落とし込んでいる。
そんな彼の2018年秋冬コレクションでのエッセンシャルエレメントとなるのがチェック柄だ。ネパール、ブータン、インド、アフリカ、中東、ヨーロッパ、北米、ラテンアメリカなど、世界のあらゆる土地で古くから着られているチェック柄を通し、社会地理学上異なる文化同士の何らかのつながりを見出そうとしたコレクション。カシミアニットやダブルフェイスのウールチェック、ヘビーコットンツイル、アルパカウールなどでつくられたアイテムたちは、コッパーブラウン、カーキ、イエロー、バーガンディー、スレートなど、暖色のアースカラーを中心に彩られている。さらに、キーエレメントとなるチェック柄に加え、アーティストZoe Keller(ゾーイ・ケラー)による中東の果実や動物のドローイングがマドラスチェックの上にプリントされた生地や、アフリカ南部のソト族からインスパイアされたストライプ柄などにも注目したい。クロップドレングス、オーバーサイズのシルエットをベースに、チャンキーなニットウェア、ボリュームのあるトラウザー、オーバーサイズコート、クロップドジャケットなどを展開する〈Qasimi〉2018年秋冬コレクションを、上のフォトロールより確認しよう。国内では『United Arrows』や『WISM』が〈Qasimi〉の取扱店舗となる。
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Source: HYPE BEAST