ゴルカ・ポスティゴ：ファッション写真家

ゴルカ・ポスティゴの作品紹介

ゴルカ・ポスティゴは、ロマンチックで風変わりな写真を通じて独自の世界を作り上げ、ファッション写真家およびドキュメンタリー作家として、親密で広大なビジュアルユニバースを築いてきました。スペインで生まれ育ち、現在はパリを拠点としている彼は、世界でも最もエキサイティングな都市からスタンプの詰まったパスポートを手に入れることでキャリアを積んできました。しかし、彼が最も好きな場所は、間違いなくカメラの後ろです。

これまでのキャリアで、彼はMiu Miu、Jean Paul Gautier、Paco Rabanneのキャンペーンを撮影し、彼の作品はVogueイタリア、Vogueスペインなどに掲載されています。しかし、2018年になって彼の個人的な作品が注目されるようになり、『プレセンテ・フトゥーロ』がデビューしました。このプロジェクトはスペインのトランスジェンダー青年を取り上げ、マドリッドのLa Fresh Galleryで公開され、その成功により1年後に単行本として出版されました。

彼の最新プロジェクトである『You’ll Never See My New Friends』は、さらに深く個人的な取り組みです。2025年のパリフォトのLSDパリで初公開された100ページの本は、64枚の写真を通じて喪失、悲しみ、クィアな抵抗、選ばれた家族をたどる旅です。本の中で、ポスティゴは写真を通じて癒し、変容、つながりを探求しています。過去5年間にパリ、ロンドン、スペイン、ブラジル、アイボリーコースト、日本、上海で撮影された写真は、ポスティゴのパスポートだけでなく、彼の人生とLGBTQIA+コミュニティにも深い印象を残しています。

Schön！の最新シリーズである「パスポート」では、私たちは彼がレンズの後ろとその先にインスピレーションを受ける場所、レストラン、美術館、そして旅の逸話を発見するためにポスティゴとお話しました。