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いまドクターマーチンを “モダン” に履きこなす5つの方法。

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いまドクターマーチンを “モダン” に履きこなす5つの方法。

黄色のステッチとゴム色のソール。世の中にはたくさんの革靴があるけど、パッと見てすぐ分かるものはなかなか無い。このアイコニックなデザインと伝統に裏打ちされた安心感があるから〈ドクターマーチン〉は時代を問わず愛されているのかもしれない。この特集では、改めてブランドの歴史を紐解きつつ、8ホールブーツを始めとする代表的な5足を使ってコーディネートを提案。〈ドクターマーチン〉がいまのファッションにもすんなり溶け込む理由を紹介する。

  • Photo_Daisuke Sasaki
  • Styling_Keisuke Shibahara
  • Hair & Make-up_Yosuke Akizuki(traffic)
  • Model_Cedric
  • Text_Kei Takegawa
  • Edit_Ryo Muramatsu

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ドクターマーチンがオールラウンダーな理由。

〈ドクターマーチン(DR.MARTENS)〉は偶然の産物である。

兵役に従事していたクラウス・マルテンス博士はある日、スキーで派手に転倒した。怪我を負った自分の足を実験台にして戦後考案したのが、エアクッションソール。ラバーに閉じ込めた空気が地面からの衝撃から守ってくれるという画期的なソールだった。

マルテンスは大学時代の友人であるヘルベルト・フンク博士とともに靴の製造を開始すると早々に軌道に乗せた。二人は事業をより確かなものとすべく業界誌に広告を打つ。その革新性を一目で見抜いたのが1901年に創業した英ノーサンプトンのシューファクトリー「R.グリッグス・グループ」の三代目、ビル・グリッグスである。ラインセンス契約を結んだビルは1960年4月1日、発売日を冠した「1460 8ホールブーツ」をリリース。ブランド名は発明者の名を採り、〈ドクターマーチン〉(マルテンスの英語読み)とした。

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写真左:左はヘルベルト・フンク、右はクラウス・マルテンス。 写真中:1930年代の〈ドクターマーチン〉の工場。 写真右:名作「1460 8ホールブーツ」。

〈ドクターマーチン〉のポテンシャルにいち早く気づいたのは郵便配達員や工員だったが、ほどなくカルチャーシーンの寵児に祭りあげられる。火つけ役はスキンヘッズの面々、そして「The Who」のピート・タウンゼント。反体制の象徴として、労働者のその靴は格好の存在だった。以降、〈ドクターマーチン〉は時代時代のカルチャーシーンを飾った。

しかし、順風満帆なときばかりではなかった。事実、工場を閉鎖せざるを得ない状況に陥ったこともあった。救いの手を差し伸べたのがカウンターカルチャーの担い手だった。ミュージシャンが履いて舞台に立ち、ファッションブランドがコラボレーションして危機を救ったのである。チェリーレッドのナパレザーを釣り込み、イエローのステッチでかたどった「1460 8ホールブーツ」は彼らにとってけして失ってはならない偶像だった。

半世紀の歴史が証明するように、ストリートのあらゆるシーンにはまるのはいうまでもないが、ノーサンプトンにルーツをもつ〈ドクターマーチン〉はジャケパンなどのウィークデーのスタイルとも相性がいい。

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写真左:1981年のカタログに掲載された靴。 写真中:〈ドクターマーチン〉はパンクスにも愛された。©PYMCA写真右:1960年のブランドロゴ。

01 ビッグサイズの服にも合う “3ホール”。

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メンズファッションで注目を集めるビッグシルエットの服を使った着こなし。今回はストリート感のあるパーカに春夏らしいエアー感のある素材を使ったオーバーサイズのTシャツをレイヤード。裾をワンロールしたパンツに〈ドクターマーチン〉の「CORE 1461 モノ」を合わせることで、抜け感のあるライトなスタイルが完成する。

〈ドクターマーチン〉シューズ ¥21,000+TAX(ドクターマーチン・エアウエア ジャパン)、〈アトリエ ベトン〉ビッグTシャツ ¥30,000+TAX(スタジオ ファブワーク 03-6438-9575)、〈アリクス〉パーカ ¥38,000+TAX(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター 0120-137-007)、〈クリスチャンダダ〉パンツ ¥47,000+TAX(クリスチャンダダ トウキョウ 03-6451-1056)

02 セットアップにはサイドゴアブーツを。

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カジュアルのみならずフォーマルな格好にも合わせられるサイドゴアブーツ「CORE 2976」。これからの季節は、その重さを軽く見せるライトな色を使った服との組み合わせがおすすめだ。写真はアイスグレーのセットアップにライトブルーのポロシャツをコーディネート。ドレス感を残したコーディネートに仕上がっている。

〈ドクターマーチン〉ブーツ ¥24,000+TAX(ドクターマーチン・エアウエア ジャパン)、〈キャサリン ハムネット ロンドン〉スーツ ¥75,000+TAX(キャサリン ハムネット ロンドン 渋谷ファイアー通り店 03-6416-1621)、〈レオン バラ〉ニットポロ ¥27,000+TAX(ワンエルディーケー 03-3780-1645)、〈アールエスブイピー パリ〉クラッチバック ¥88,000+TAX(オカベアンドパートナーズ 03-6412-8826)

03 名作 “8ホール” に合わせるならスラックス。

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〈ドクターマーチン〉の代表作「1460 8ホールブーツ」はスラックスにも合う。ただし、問題はパンツの丈。おすすめはクロップ丈のパンツだ。裾がブーツの履き口に掛かるくらいの丈がポイントで、パンツとブーツのバランスがちょうどよくなる。また、色はトップスに白のものを合わせることで、同系色でまとめたブーツとパンツの重い雰囲気が中和される。

〈ドクターマーチン〉ブーツ ¥24,000+TAX(ドクターマーチン・エアウエア ジャパン)、〈ダニエル W.フレッチャー〉コート ¥70,500+TAX(インターナショナルギャラリー ビームス 03-3470-3948)、〈アトリエ ベトン〉Tシャツ ¥16,000+TAX(スタジオ ファブワーク 03-6438-9575)、〈バーニーズ ニューヨーク〉パンツ ¥38,000+TAX(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター 0120-137-007)

04 ブリティッシュカジュアルはブロークシューズ。

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ストリートファッションが主流の現在、〈ドクターマーチン〉を履いて、あえてブリティッシュカジュアルを楽しむのも面白い。特に同じイギリスで生まれた〈バラクータ〉との相性はいい。このスタイリングでは少し厚底のブロークシューズ「CORE 3989 BEX」を使用。パープルのスウィングトップ「G9」と長めのベルトを合わせることで、クラシック過ぎずモダンな雰囲気に仕上がる。

〈ドクターマーチン〉シューズ ¥24,000+TAX(ドクターマーチン・エアウエア ジャパン)、〈バラクータ〉スウィングトップ ¥46,000+TAX(スープリームス インコーポレーテッド 03-3583-3151)、〈モンキータイム〉Tシャツ ¥8,000+TAX(モンキータイム ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 原宿店 03-5464-2773)、〈アップルトゥリーズ〉シャツ ¥43,000+TAX(ユニット & ゲスト 03-5725-1160)、〈シュタイン〉デニムパンツ ¥24,000+TAX、〈ロトト〉ソックス ¥1,600+TAX(キャロル 03-5778-9596)、〈レオ・ケラー〉ベルト ¥2,600+TAX(オーバーリバー 03-6434-9494)、〈ミスタージェントルマン アイウェア〉サングラス ¥42,000+TAX(ジョイ エブリ タイム 03-5937-1965)

05 スマートに履きこなすなら “黒” のスタイル。

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かつて存在した〈ドクターマーチン〉のシューズから着想を得てつくられた「ARCHIVE 1461 ギリー」。〈ドクターマーチン〉のなかでも異彩を放つこのシューズを黒のスタイルで表現した。ポイントは服の艶感とパンツの丈。くるぶし丈のパンツで素足を見せつつ、シルクを使った光沢感のあるジャケットを合わせることで、黒の重さが和らぎ全体的にまとまった印象を作り出している。

〈ドクターマーチン〉シューズ ¥23,000+TAX(ドクターマーチン・エアウエア ジャパン)、〈ナマチェコ〉ジャケット ¥136,500+TAX、〈タキャシ〉Tシャツ ¥19,000+TAX(インターナショナルギャラリー ビームス 03-3470-3948)、〈シュタイン〉パンツ ¥36,000+TAX、〈ドレイクス〉スカーフ ¥16,000+TAX(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター 0120-137-007)

ドクターマーチン・エアウエア ジャパン
電話:03-5428-4981
www.drmartens.com

ORIGINAL ICONS CAMPAIGN
期間:3月30日(金)〜4月1日(日)
4月1日に迎える〈ドクターマーチン〉の誕生58周年を記念したキャンペーンが開催。期間中に全国の「ドクターマーチンストア」で対象商品を購入された方にオリジナルのキーリングをプレゼント。詳細はオフィシャルウェブサイトをチェック。

SPECIAL EVENT at DR.MARTENS AOYAMA
日程:3月31日(土)15:00 〜 17:00
「ドクターマーチン青山店」で参加無料のスペシャルイベントが開催。イラストレーター$HOW5さんによる〈ドクターマーチン〉のアイコンを描き下ろした作品の展示、さらに「WONK」のHikaru ArataさんによるDJも。来場したモバイルメンバーの方にはオリジナルのトートバッグをプレゼント。

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Source: フィナム

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