1 マグラーのアートディレクターが交代

マグラーのアートディレクターが交代

ケイシー・キャドウォーラーがマグラーを離れ、ミゲル・カストロ・フライタスが後任に

マグラーのトップに8年間在任したケイシー・キャドウォーラーがフランスのブランドを離れることになりました。後任にはミゲル・カストロ・フライタスが就任します。

キャドウォーラーの略歴

アメリカのニューハンプシャー出身のキャドウォーラーは、建築を学んだ後、マーク・ジェイコブスのインターンシップをきっかけにキャリアを転換しました。その後、ロエベ、ナルシソ・ロドリゲス、アクネストゥディオスのデザインチームで20年間働きました。2017年にマグラーの女性用プレタポルテのアートディレクターに任命され、ブランドのビジョンは、ブランドの創設者であるティエリー・マグラー氏のように、曲線のカット、コルセット、エルゴノミックなボディコン、未来的なフェティッシュウェアに焦点を当てていました。また、包括的なキャスティングやボディポジティブなデザイン、Itガールのキャスティングでも知られており、アレックス・コンサーニ、パリス・ヒルトン、アンジェラ・バセット、イリーナ・シェイク、アンバー・ヴァレッタ、クロエ・セビニー、シャロム・ハーロウ、アルカなどがマグラーのファッションショーと映画に出演しています。

ブランドのコメント

マグラーのファッションとフレグランスのグローバルブランド大統領であるダニエル・ラハナ・アイデンバウムは、発表に関して、「過去7年間、彼のユニークなビジョンが新世代にマグラーを紹介し、権力、包摂性、アイデンティティの核心テーマを祝ってきました。チームを代表して、私たちはケイシーに次なる活動で最大限の成功を祈っています。」と述べています。

後任のミゲル・カストロ・フライタス

カストロ・フライタスは以前、ジョン・ガリアーノの下でディオール、ステファノ・ピラーティの下でイヴ・サンローラン、アルベール・エルバズの下でランバンでポジションを持っていました。彼はまた、ラフ・シモンズが率いるディオールのテーラリング部門の責任者、そしてドリス・ヴァン・ノッテンの女性服の責任者も務めています。