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オニツカタイガーの新シリーズ DENIVITA
日本のデニムとオニツカタイガーの融合
膨大な知識と経験に裏打ちされたクラフトマンシップによって、今や世界一と称される日本のデニム。そして、〈Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)〉の革新的なデザイン。この、日本が誇る2つの個性が融合し誕生したのが、デニムを主役にした新シリーズ DENIVITA(デニヴィータ)だ。ブランド名には、“DENIM(デニム)” と、イタリア語で「人生」を意味する “VITA(ヴィータ)” を掛け合わせ、「デニムと共に、明るく彩られた人生を歩んでほしい」という想いが込められている。
2025年春夏シーズンのコレクション
2025年春夏シーズンは、ロックとクラシックの要素が融合した、タイムレスで個性的なスタイルを提案。日本製の高品質デニム生地に、〈Onitsuka Tiger〉のアイコニックなデザインをプラスした。特に目を引くのが、ブランドのシンボルカラーである鮮やかなイエローデニムだ。インディゴブルーのデニム生地に丁寧なブリーチ加工を施した後、イエローの染料でオーバーダイすることで、ヴィンテージライクな奥行きのある色合いを表現した。淡いブルーのニュアンスが残ることで、角度や光の加減によって異なる表情を見せる。
アパレルアイテムのラインアップ
コレクションには、デニムだけではなくシンプルながらも個性が光るアパレルアイテムもラインアップする。スエットシャツやTシャツには、日本の職人による精巧なプリント技術が施され、一枚一枚、丹念に全面プリントが施されている。2度のプリント工程を経ることで、インクに厚みと深みが生まれ、デザインに立体感が加わる。この繊細な技術が、シンプルなアイテムにも豊かな表情をもたらしている。また、シースルーとリブニットを組み合わせたユニークな2-in-1アイテムや、柔らかな肌触りのニットウェアなど、質感やディテールにこだわったアイテムも揃う。カジュアルからエレガントな装いまで、デニムを軸にした多彩なコーディネートが楽しめる。
ローンチイベントの成功
1月29日、東京・表参道の『WALL&WALL』では、DENIVITAのローンチイベントが開催され、ブランドの象徴とも言えるイエローで彩られた空間が訪れた人々を独特の世界観へと誘った。イベントのテーマは1980年代のロック。DJの瀧見憲司、Monkey Timers、Kikiorix、SAMOらが会場のボルテージを徐々に上げ、ロックバンド Gliiico(グリコ)がライブパフォーマンスを披露。会場は多くの来場者で埋め尽くされ、熱気に包まれた。展示されたDENIVITAのコレクションは、まるでアート作品のような存在感を放ち、日本のクラフツマンシップと革新的なデザインが生み出す新たな可能性を、参加者は五感で体感。ファッションと音楽が融合する刺激的なひとときが生まれた。
結論
オニツカタイガーの新シリーズ DEN