Rewrite
2010年代にファッションシーンを席巻したラグジュアリーストリートの流れが、モード界にも大きな影響を与えたことは記憶に新しい。クリス・スタンプ(Chris Stamp)がLAで2013年にスタートした〈STAMPD(スタンプド)〉も、西海岸でそのムーブメントを牽引してきた。着心地や素材にこだわる洗練されたストリートウエアは高く評価され、2015年に『GQ』と『Gap』が主催するBest Men’s Wear Designer in America(アメリカのベスト新人メンズウェアデザイナー)、2016年にはCFDA/Vogue Fashion Fund (CFDA/ヴォーグファッション基金アワード)のファイナイリストにも選出されている。その後は〈Puma(プーマ)〉、「IKEA(イケア)」、〈UGG(アグ)〉といった世界的ブランドはもちろん、ダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)、フューチュラ(Futura)といったアーティスト、そして最近ではレストラン業界のレジェンド 松久信幸(Nobu Matsuhisa)と〈SUSHI CLUB(スシクラブ)〉のプロジェクトを手がけるなど、斬新なコラボレーションで第1線を走り続けている。
設立から10年を過ぎた〈STAMPD〉も静かに進化してきた。TRUNK(HOTEL)でパーティを開催するために来日したクリスにこれまでのこと、そして〈STAMPD〉が目指す未来について話を聞いた。
Hypebeast:LAのラグジュアリーライフスタイルブランドとしてセレブリティにもファンが多いSTAMPDは、設立から10年以上が経ちました。まずはクリスさんの経歴やブランド設立までのことを簡略に教えてください。
クリス・スタンプ:STAMPDは2013年にスタートとしているけれど、僕がデザインを始めたのは20年以上前。カリフォルニアの大学でファッションデザインを学んでいたんだ。在学中にすでにプロジェクトを立ち上げて、ビジネスも始めていた。大学を卒業してからはLAに拠点を移して、ニューアートを追求した時期もあった。デザインを始めて最初の10年は自分がどんなモノをつくりたいのか? テイストはどうするか? ブランドを運営するにあたって、自分が本当にやりたいことを模索していた感じだね。2013年にやっとSTAMPDとしてのビジョンがはっきりと見えてきて、より大きなコレクションを展開していきたいと考えるようになったので、その年をブランドの起源にしたんだよね。そこからまた10年かけて自分のプロダクトやテイストを進化させて、今のSTAMPDのスタイルが完成したというところかな。
スタート当初はファッションデザイナーの登竜門ともいうべき賞を立て続けに受賞して、NYファッションウィークでプレゼンテーションを発表するなど、ファッションブランドの王道を行っていたような印象がありました。その後はIKEAとのコラボレーションが象徴的ですが、ライフスタイルブランドにシフトしてきたように見えます。そのあたりの変化については?
意図的にそうしたわけではなくて、デザインを続ける道のりの中で自然と変わってきた感じだね。確かに2013年から2015年頃まではファッションにフォーカスしていたから、いろんな賞を受賞できてハッピーだったよ。そこから数年はファッションだけでなく、建築やインテリアデザインなど、もともと自分が興味のあった別のジャンルにもインスパイアされるようになって。同時にアワードのおかげでファッション以外の分野からも、いろいろな仕事のオファーが舞い込み、そのひとつがIKEAだった。IKEAのプロジェクトはあんなに大きくなるとは思っていなかったよ。それまでホームグッズのようなプロダクト・デザインの経験はなかったからね。でもやってみたらいろんなことが見えはじめて、STAMPDの新しい扉が開いたんだ。それでファッション以外の分野にも、デザインの仕事が広がっていくようになった。
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STAMPDは2016年にLAに直営店をオープンして、その後は店舗を増やしていません。日本ではこの秋に公式オンラインストア(stampd.jp)をローンチされましたが、現在は販路を絞っているそうですね。
僕は単純にビジネスを大きくしていきたいわけじゃないんだ。STAMPDを続けていくにあたっては、ブランドをもっと特別な価値のある存在に押し上げていきたいと思っている。世界でもトップクラスのストアとは今後も協力関係を続けていくつもりだけれど、日本では僕の考え方やSTAMPDの方向性を理解してくれて、ブランドをよりよくしていくためのパートナーに出会うことができた。だから今後はカスタマーにSTAMPDのストーリーをダイレクトに伝えていける“しかけ”をつくっていきたいと計画しているところ。誰かを介するとストーリーの真意が伝わらなくなってしまうこともあるから、そこをしっかり伝えていくことが重要になってくるんだよね。
ものづくりに対しての考え方は以前と同じですか? 5年前の『Hypebeast』のインタビューでは、「ハイクオリティなものづくりを一貫していきたい」と語っていましたが。
クオリティを高めるということが、僕のやりたかったことのひとつで、10年かけてベスト・オブ・ベストなアイテムをつくるプロセスを追求し続けてきた。以前はたくさんの工場と取引をしていたけれど、今は少数精鋭にしている。STAMPDの意図をきちんと理解してくれて、指示書にきちんと従って、クオリティの高い製品をつくってくれる信頼できる工場に絞ったんだ。そのことで品質管理もしっかりできるようになって満足している。「これがSTAMPDだよね」とカスタマーにわかってもらえる存在になりたいからね。コラボレーションに関しても、STAMPDの世界観やものづくりの姿勢に共感してくれるアーティストや企業と取り組んでいるから、カスタマーに最高のものが届けられていると思う。
最近のクリスさん個人のインスタグラムを見ていると、SUSHI CLUBに関することが多くなっています。SUSHI CLUBはどんな位置付けなのでしょうか?
SUSHI CLUBはSTAMPDとノブ(NOBU/松久信幸シェフ)が手がけるレストラン、『MATSUHISA』と『NOBU』のコラボレーションとして4年前に始めたんだ。彼はLAで37年間も日本食のレストランを経営する、いわばLAのスシ・カルチャーを象徴する人物で、フードビジネスにおいては全世界から尊敬されるレジェンド。それで僕は、ノブのレストランで食事をしてきた顧客たちによる暗黙のSUSHI CLUBというアイデアを思いついて、BEVERLY HILLS SUSHI CLUBを2021年にローンチした。
もともとは1回だけのコレクションと考えていたけれど、スタートするとノブが「もっとやりたいことがあったら続けてもいいよ」と言ってくれて。ビジネス以上にノブのホスピタリティには学ぶことが多く、彼は僕のメンターでもある。最初のコレクションがあっという間に完売したこともあって、いろんな店舗からの問い合わせも多かった。それでこのチャンスを活かそうと、継続的に展開することになったんだ。STAMPDがメインではあるけれど、今はSUSHI CLUBが自分の創作の可能性を広げる新しい形態、つまり第2のプラットフォームとして考えている。
クリスさんは以前、ヴァージル・アブローやファレル・ウィリアムスなどシーンを牽引する人物と交流がありましたよね? 現在の交友関係やコミュニティについて教えてください。
実は、SUSHI CLUBをやっている理由のひとつは、自分のコミュニティとの交流や、新しいアーティストと出会うためでもある。友人は世界中にいるけれど、みんな忙しくて、誰かと会おうと思っても時間をつくるのがとても難しくなっている。だから僕はSUSHI CLUBというプラットフォームを使って、NY、パリ、東京など世界のいろいろな都市でパーティを開いて、プライベートな友人やファミリー、あるいは興味深いアーティストと交流している。先週の土曜日も『NOBU TOKYO』でSUSHI CLUBのディナーパーティを開催したばかりだ。そのときはタトゥーアーティストのドクター・ウー(Dr. Woo)をはじめ、興味深い人が来てくれて。いろいろ刺激を受けたよ。
今回はTRUNK(HOTEL)でSTAMPDのパーティを開催するために来日されたとのことですが、これはどんなイベントになるんでしょう。
パーティは2024年秋冬の新しいコレクションのショーケースがメインで、目下STAMPDとプロジェクトが進行中のアーティスト、リョウタダイモン(Ryota Daimon)にはライブ・ペインティングもしてもらう。リョウタにカスタマイズしてもらったSTAMPDのフーディやレザージャケット、キャップも展示するのでぜひ多くの人に見てほしい。
リョウタダイモンは東京を拠点に活動しているエアブラシ・アーティストですよね。どうやって知り合ったんですか?
僕がインスタグラムで見つけた。ダニエル・アーシャムやフューチュラとコラボしているように、いろんなアートに興味があって、SNSでも若くて才能のあるアーティストを常にチェックしているからね。それでリョウタにDMを送って、そこからやり取りが始まった。
STAMPDは今後どんなブランドになっていくのでしょう。未来に向けてのビジョンを教えてください。
タイムレスで進化的なコレクションをこれからもつくっていきたい。将来的に自分がどういう風に洋服を着ていきたいかということも含めて、僕が考えていることがこれまでのSTAMPDファンにも、また新たなカスタマーにも響くようなモダンなアプローチで、長く使えるものを届けたい。そのためにもクオリティ第一主義を貫いて、もしかしたら10年後にはすべての素材までがオリジナルになっているかもしれないね。
この5年の間に結婚されてお子さんも生まれ、生活の拠点をマイアミに移したそうですが、クリエイティブな部分に影響はありますか?
もちろん! いい意味でいろいろな形で、新しいインスピレーションをもらっているよ。今は娘の目を見ながら、真摯な姿勢で仕事に取り組んでいる。娘が成長していく中で、やりたいことを見つけられるように、自分が娘をインスパイアしていければいいなと思うんだ。
クリス・スタンプ(Chris Stamp)
1984年生まれ。アメリカ・コロラド州で幼年期を過ごし、サンディエゴに越してからはサーフィンに没頭。カリフォルニア・ポリテクニック州立大学に進学してデザインを学び、在学中にスニーカーのカスタムでビジネスをスタート。その後〈Dope〉、〈Stampd LA〉など前身のブランドを経て、2013年に〈STAMPD〉を本格的に始動。
POP-UP情報
場所:BIRTH DAY FUKUOKA
日時:11月16日(土)・17日(日)
営業時間:11:00-20:00
住所:〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名1丁目2-37-1 セルバ西大名1F
電話:092-721-1125場所:MAD BOLT GARAGE HARAJUKU
日時:11月23日(土曜)〜11月29日(金)
営業時間:11:00-19:00
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-11-1
TEL:03-6427-9668
STAMPD日本公式オンラインストア:stampd.jp
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2010年代にファッションシーンを席巻したラグジュアリーストリートの流れが、モード界にも大きな影響を与えたことは記憶に新しい。クリス・スタンプ(Chris Stamp)がLAで2013年にスタートした〈STAMPD(スタンプド)〉も、西海岸でそのムーブメントを牽引してきた。着心地や素材にこだわる洗練されたストリートウエアは高く評価され、2015年に『GQ』と『Gap』が主催するBest Men’s Wear Designer in America(アメリカのベスト新人メンズウェアデザイナー)、2016年にはCFDA/Vogue Fashion Fund (CFDA/ヴォーグファッション基金アワード)のファイナイリストにも選出されている。その後は〈Puma(プーマ)〉、「IKEA(イケア)」、〈UGG(アグ)〉といった世界的ブランドはもちろん、ダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)、フューチュラ(Futura)といったアーティスト、そして最近ではレストラン業界のレジェンド 松久信幸(Nobu Matsuhisa)と〈SUSHI CLUB(スシクラブ)〉のプロジェクトを手がけるなど、斬新なコラボレーションで第1線を走り続けている。
設立から10年を過ぎた〈STAMPD〉も静かに進化してきた。TRUNK(HOTEL)でパーティを開催するために来日したクリスにこれまでのこと、そして〈STAMPD〉が目指す未来について話を聞いた。
Hypebeast:LAのラグジュアリーライフスタイルブランドとしてセレブリティにもファンが多いSTAMPDは、設立から10年以上が経ちました。まずはクリスさんの経歴やブランド設立までのことを簡略に教えてください。
クリス・スタンプ:STAMPDは2013年にスタートとしているけれど、僕がデザインを始めたのは20年以上前。カリフォルニアの大学でファッションデザインを学んでいたんだ。在学中にすでにプロジェクトを立ち上げて、ビジネスも始めていた。大学を卒業してからはLAに拠点を移して、ニューアートを追求した時期もあった。デザインを始めて最初の10年は自分がどんなモノをつくりたいのか? テイストはどうするか? ブランドを運営するにあたって、自分が本当にやりたいことを模索していた感じだね。2013年にやっとSTAMPDとしてのビジョンがはっきりと見えてきて、より大きなコレクションを展開していきたいと考えるようになったので、その年をブランドの起源にしたんだよね。そこからまた10年かけて自分のプロダクトやテイストを進化させて、今のSTAMPDのスタイルが完成したというところかな。
スタート当初はファッションデザイナーの登竜門ともいうべき賞を立て続けに受賞して、NYファッションウィークでプレゼンテーションを発表するなど、ファッションブランドの王道を行っていたような印象がありました。その後はIKEAとのコラボレーションが象徴的ですが、ライフスタイルブランドにシフトしてきたように見えます。そのあたりの変化については?
意図的にそうしたわけではなくて、デザインを続ける道のりの中で自然と変わってきた感じだね。確かに2013年から2015年頃まではファッションにフォーカスしていたから、いろんな賞を受賞できてハッピーだったよ。そこから数年はファッションだけでなく、建築やインテリアデザインなど、もともと自分が興味のあった別のジャンルにもインスパイアされるようになって。同時にアワードのおかげでファッション以外の分野からも、いろいろな仕事のオファーが舞い込み、そのひとつがIKEAだった。IKEAのプロジェクトはあんなに大きくなるとは思っていなかったよ。それまでホームグッズのようなプロダクト・デザインの経験はなかったからね。でもやってみたらいろんなことが見えはじめて、STAMPDの新しい扉が開いたんだ。それでファッション以外の分野にも、デザインの仕事が広がっていくようになった。
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STAMPDは2016年にLAに直営店をオープンして、その後は店舗を増やしていません。日本ではこの秋に公式オンラインストア(stampd.jp)をローンチされましたが、現在は販路を絞っているそうですね。
僕は単純にビジネスを大きくしていきたいわけじゃないんだ。STAMPDを続けていくにあたっては、ブランドをもっと特別な価値のある存在に押し上げていきたいと思っている。世界でもトップクラスのストアとは今後も協力関係を続けていくつもりだけれど、日本では僕の考え方やSTAMPDの方向性を理解してくれて、ブランドをよりよくしていくためのパートナーに出会うことができた。だから今後はカスタマーにSTAMPDのストーリーをダイレクトに伝えていける“しかけ”をつくっていきたいと計画しているところ。誰かを介するとストーリーの真意が伝わらなくなってしまうこともあるから、そこをしっかり伝えていくことが重要になってくるんだよね。
ものづくりに対しての考え方は以前と同じですか? 5年前の『Hypebeast』のインタビューでは、「ハイクオリティなものづくりを一貫していきたい」と語っていましたが。
クオリティを高めるということが、僕のやりたかったことのひとつで、10年かけてベスト・オブ・ベストなアイテムをつくるプロセスを追求し続けてきた。以前はたくさんの工場と取引をしていたけれど、今は少数精鋭にしている。STAMPDの意図をきちんと理解してくれて、指示書にきちんと従って、クオリティの高い製品をつくってくれる信頼できる工場に絞ったんだ。そのことで品質管理もしっかりできるようになって満足している。「これがSTAMPDだよね」とカスタマーにわかってもらえる存在になりたいからね。コラボレーションに関しても、STAMPDの世界観やものづくりの姿勢に共感してくれるアーティストや企業と取り組んでいるから、カスタマーに最高のものが届けられていると思う。
最近のクリスさん個人のインスタグラムを見ていると、SUSHI CLUBに関することが多くなっています。SUSHI CLUBはどんな位置付けなのでしょうか?
SUSHI CLUBはSTAMPDとノブ(NOBU/松久信幸シェフ)が手がけるレストラン、『MATSUHISA』と『NOBU』のコラボレーションとして4年前に始めたんだ。彼はLAで37年間も日本食のレストランを経営する、いわばLAのスシ・カルチャーを象徴する人物で、フードビジネスにおいては全世界から尊敬されるレジェンド。それで僕は、ノブのレストランで食事をしてきた顧客たちによる暗黙のSUSHI CLUBというアイデアを思いついて、BEVERLY HILLS SUSHI CLUBを2021年にローンチした。
もともとは1回だけのコレクションと考えていたけれど、スタートするとノブが「もっとやりたいことがあったら続けてもいいよ」と言ってくれて。ビジネス以上にノブのホスピタリティには学ぶことが多く、彼は僕のメンターでもある。最初のコレクションがあっという間に完売したこともあって、いろんな店舗からの問い合わせも多かった。それでこのチャンスを活かそうと、継続的に展開することになったんだ。STAMPDがメインではあるけれど、今はSUSHI CLUBが自分の創作の可能性を広げる新しい形態、つまり第2のプラットフォームとして考えている。
クリスさんは以前、ヴァージル・アブローやファレル・ウィリアムスなどシーンを牽引する人物と交流がありましたよね? 現在の交友関係やコミュニティについて教えてください。
実は、SUSHI CLUBをやっている理由のひとつは、自分のコミュニティとの交流や、新しいアーティストと出会うためでもある。友人は世界中にいるけれど、みんな忙しくて、誰かと会おうと思っても時間をつくるのがとても難しくなっている。だから僕はSUSHI CLUBというプラットフォームを使って、NY、パリ、東京など世界のいろいろな都市でパーティを開いて、プライベートな友人やファミリー、あるいは興味深いアーティストと交流している。先週の土曜日も『NOBU TOKYO』でSUSHI CLUBのディナーパーティを開催したばかりだ。そのときはタトゥーアーティストのドクター・ウー(Dr. Woo)をはじめ、興味深い人が来てくれて。いろいろ刺激を受けたよ。
今回はTRUNK(HOTEL)でSTAMPDのパーティを開催するために来日されたとのことですが、これはどんなイベントになるんでしょう。
パーティは2024年秋冬の新しいコレクションのショーケースがメインで、目下STAMPDとプロジェクトが進行中のアーティスト、リョウタダイモン(Ryota Daimon)にはライブ・ペインティングもしてもらう。リョウタにカスタマイズしてもらったSTAMPDのフーディやレザージャケット、キャップも展示するのでぜひ多くの人に見てほしい。
リョウタダイモンは東京を拠点に活動しているエアブラシ・アーティストですよね。どうやって知り合ったんですか?
僕がインスタグラムで見つけた。ダニエル・アーシャムやフューチュラとコラボしているように、いろんなアートに興味があって、SNSでも若くて才能のあるアーティストを常にチェックしているからね。それでリョウタにDMを送って、そこからやり取りが始まった。
STAMPDは今後どんなブランドになっていくのでしょう。未来に向けてのビジョンを教えてください。
タイムレスで進化的なコレクションをこれからもつくっていきたい。将来的に自分がどういう風に洋服を着ていきたいかということも含めて、僕が考えていることがこれまでのSTAMPDファンにも、また新たなカスタマーにも響くようなモダンなアプローチで、長く使えるものを届けたい。そのためにもクオリティ第一主義を貫いて、もしかしたら10年後にはすべての素材までがオリジナルになっているかもしれないね。
この5年の間に結婚されてお子さんも生まれ、生活の拠点をマイアミに移したそうですが、クリエイティブな部分に影響はありますか?
もちろん! いい意味でいろいろな形で、新しいインスピレーションをもらっているよ。今は娘の目を見ながら、真摯な姿勢で仕事に取り組んでいる。娘が成長していく中で、やりたいことを見つけられるように、自分が娘をインスパイアしていければいいなと思うんだ。
クリス・スタンプ(Chris Stamp)
1984年生まれ。アメリカ・コロラド州で幼年期を過ごし、サンディエゴに越してからはサーフィンに没頭。カリフォルニア・ポリテクニック州立大学に進学してデザインを学び、在学中にスニーカーのカスタムでビジネスをスタート。その後〈Dope〉、〈Stampd LA〉など前身のブランドを経て、2013年に〈STAMPD〉を本格的に始動。
POP-UP情報
場所:BIRTH DAY FUKUOKA
日時:11月16日(土)・17日(日)
営業時間:11:00-20:00
住所:〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名1丁目2-37-1 セルバ西大名1F
電話:092-721-1125場所:MAD BOLT GARAGE HARAJUKU
日時:11月23日(土曜)〜11月29日(金)
営業時間:11:00-19:00
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-11-1
TEL:03-6427-9668
STAMPD日本公式オンラインストア:stampd.jp
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