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Rewrite and translate this title 草彅剛が語るヴィンテージデニムの真の魅力 | インタビュー | Hypebeast.JP to Japanese between 50 and 60 characters. Do not include any introductory or extra text; return only the title in Japanese.

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ヴィンテージ衣服のコレクターとしての顔も持つ草彅剛が、自身が所有するヴィンテージジーンズを展示する『STAY BRAVE』を原宿で開催する。世界的にみてもこれは稀有で壮大なヴィンテージジーンズの展示会になると予想し、『Hypebeast』編集部は草彅剛にファッションシュート&インタビューをオファー。快諾してくれ、かつ本人私物のヴィンテージアイテムを駆使して、セルフスタイリングで2ポーズを披露してくれた。

インタビューの前にまずは草彅剛が着用したヴィンテージウェアの解説をしよう。トップスライドにある1ポーズ目のジーンズは、ヴィンテージ〈LEVI’S(リーバイス)〉の1922年モデルと呼ばれる1本。サスペンダーボタンもベルトループもシンチバックもある全部載せジーンズだ。草彅は、この約100年前のジーンズを穿ける状態で所有しており、そしてじっさいにサラッと穿きこなしている。合わせたデニムジャケットはさらにスペシャルで、1890年代のヴィンテージ〈LEVI’S〉のオープンフロントジャンパーLot.212である。リネンパッチも残り、こちらもまだ着用可能という奇跡の1着だ。

いっぽう2ポーズ目のジーンズは、1940年代のS501XX。いわゆる大戦モデルだ。“S”の意味はSimplified(簡素化)で、戦時下の物資統制により簡略化せざるを得なかったり、1942〜45年の間にその仕様ルールが幾度となく変更されたゆえに、多様なS501XXが存在する。今回、草彅がピックアップした大戦期の1本は、珍しく革パッチが状態良く残っているのに激しくボロく、色落ちも激しく、とはいえ丁寧なリペアが施され、歴史が刻み込まれた1本。そして、この唯一無二のオーラを放つ大戦モデルのジーンズに、年代の近い1950年代のレザープルオーバーを合わせている。非常に肉厚な当時のレザーは、もともとは黒だったと思われるが、着倒されたゆえ芯の茶色が全体に露出。こっちはこっちで、大戦ジーンズに負けず劣らずのオーラを持ち、けれども、この上下は軽妙にマッチしている。

この、超絶ヴィンテージスタイルのシューティングを終えた後、草彅剛は、自身が所有するヴィンテージジーンズを新たに取り出し、その魅力を熱を込めて語ってくれた。


やめてしまった趣味もありますが
ヴィンテージデニムだけはずっと好き

Hypebeast:まず今回『STAY BRAVE』を開催しようと思った理由をお聞かせください!

草彅剛:昨年(2023年)の5月に北海道で(稲垣)吾郎さんと(香取)慎吾ちゃんと食事をしたとき、「最近、ジーンズを買ったんだよ」と報告したら、僕のヴィンテージデニムの話で盛り上がったんですよ。ふたりが「いくらだったの?」と尋ねてきたから、「まぁ、1000万円ぐらいはしたかな」と伝えたら、「え! デニムってそんなにすんの」と反応されて……。「そうだよねぇ」と返していたら「それさぁ、単純に見てみたい!」って目を輝かせて言われて、自分のコレクションを人に見せると感動してもらえることもあるなと閃いたんですよ。

もちろん最初は自慢みたいな感じになってしまわないかなぁという考えも巡ったけど、ふたりから「好きな人は絶対それらをめっちゃ見たいはずだから」って強く言ってくれて。それで自分の考えが180度変わって、好きな人は好きだよな、と思い始めたら、火がついちゃった感じです。

じっさいにヴィンテージジーンズは何本所有?

書籍『STAY BRAVE』も発行する予定で、文章を書き始めたときは、リーバイス501XXを84本持ってました。いまはもう少しだけ増えたかな。去年(2023年)の時点で持っていたそれらすべてのジーンズを掲載していたと思う。ちなみに書籍はね、各ジーンズが持っている傷などの特徴から妄想した話とか、謎のストーリーを考えて書き綴っています!

いつからヴィンテージデニムにのめり込んだのでしょう?

16歳ぐらいの頃かな、だから歴は30年以上。

ハマるきっかけは?

映画『スタンド・バイ・ミー』に出てくるリヴァー・フェニックスが穿いている姿を見てかっこいいな、と思っていたんです。でも、地元のジーンズショップにはケミカルウォッシュのジーンズとかしか売っていない。あれ、同じリーバイスだけどなんか違うな、と思っていた矢先、東京の古着屋さんに行ったときに見つけて、あぁ、これだぁ!と。自分のなかで揺るがないかっこよさに出会った瞬間でした。90年代の(第1次)ヴィンテージデニムブームもあって、ぐんぐんハマった感じです。

ヴィンテージジーンズはその色落ちっぷりも芸術だったりしますよね。

そうそう。僕もその色落ちに魅了されたタイプ。穿いてみると、かっこいいのはもちろん、ちょっと不良になれる気もする(笑)。この不良っていうのは、映画のなかのジェームス・ディーンが代表例。姿が不良っぽいんだけどその内に秘めた繊細な人間臭さのようなあの雰囲気は、デニムと強く繋がっている気がするんですよ。やめてしまった趣味もありますが、ヴィンテージデニムだけはずっと好き。

ヴィンテージデニム好きは、デッドストックが好きな人、色落ちが好きな人、とにかく古いジーンズが好きな人、とタイプが分かれることもありますが、草彅さんはすべてのヴィンテージデニムが好きな気がします。

そうだね。ただ、あえて言うと、その個体が持つエピソードを考えるのが好きだね。ヒゲやハチノスなどの色落ちだけでなく、当時の人がジーンズで擦ったであろうマッチの擦り跡とかもたまらない。その時代に生きた人の生活スタイルや働いている姿が想像できるから。あと匂いも嗅ぐ! 時々、ヴィンテージジーンズのポケットから土とか埃とか入っているんだけど、そこにも何かしらのロマンを感じてしまう。人によってはただのゴミかもしれないけど、僕にとっては、その時代の地球の証拠というか。ノスタルジックな気分に酔えて、タイムスリップもできるし、そういうのまで含めてヴィンテージデニムが好きなんです。

愛でるのも穿くのも好きですよね?

はい。でも基本的にマイサイズしか買わない。僕は、W33L34、W32L34が好きかな。すべて穿く前提で入手しています。ヴィンテージは自分のサイズが見つかる確証があるわけではないからこそ、そこにマッチングしたときは嬉しく運命を感じますね。でも、昨今の高騰から、さすがに穿けねぇなとも思いつつ(笑)。なので、日本が誇るデニム職人たちのレプリカジーンズを穿いたりもする。ん〜、でも、時間は永遠じゃないからね。だからこの『STAY BRAVE』をきっかけに、今後は本物のヴィンテージデニムを中心に着ていこうかな。気を遣うことも楽しみながら。

『STAY BRAVE』で登場するジーンズのなかでもっとも古いのは1901年モデル?

そう、今日持ってきました。お尻のポケットが1ポケットから2ポケットになっていちばん最初のモデルです。サスペンダーで穿く時代だったから、ベルトループがないでしょ? ちなみに、この年代は市場にまったく出てこない(笑)。出てきても状態が良くなかったりとか。僕はこの1901年モデルを10年以上前に入手したんだけど、革パッチも残っていて、この年代にしてはびっくりするほど致命的なダメージがない。ボタンもまだリーバイスのロゴが入ってない時代。よくみると、炭坑に入った際に使ってたであろう蝋燭の蝋とかが付いていて、当時を感じられる最高の“穿ける”1本です。

今日は、1937年モデルも2本持って来てもらいました!

これはねぇ、最近手に入れたから『STAY BRAVE』の書籍には載っていないんですが、去年所有していたら掲載して語りたかったエピソードがあります。というのも、この2本は同じ1937モデルで、同じサイズ。そして、ステッチの長さや縫い方など、ディテールがほとんど同じ。赤タブもどちらも少し上の方についているでしょ?

あと、カモメステッチ(※リーバイスの象徴であるアーキュエイトステッチ)もそっくりですね!

サイズが同じだから同じじゃんって思うかもしれないけど、まず戦前のモデルで同じサイズを見つけることが難しい。で、同年代のモデルでも、細かい部分のディテールが違うことが多いんです。そんななか、こちらの2本は、作られた工場、さらにいうと縫った人も同じ人で、その人が同じ日に製作したんじゃないかなって想像できるぐらいそっくりな個体同士。で、1本は水が通ってなくて、もう1本は綺麗にヒゲができていて、それぞれのジーンズが違う歴史を刻んできた。兄弟のようなジーンズ2本が、80年以上の時を経て、僕の元にきました。こういうエピソードを考えることができるのも、ヴィンテージデニムの魅力ですよね。

草彅剛(クサナギ・ツヨシ)俳優
1974年生まれ、埼玉県出身。人気グループSMAPとして、1991年にCDデビュー。のちに俳優としても活躍。映画『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。主な出演作品に、映画『台風家族』、舞台「家族のはなしPART1」「アルトゥロ・ウイの興隆」など。また、「アルトゥロ・ウイの興隆」、「シラの恋文」など舞台作品にも出演。近作には連続テレビ小説『ブギウギ』(2023)、映画「碁盤斬り」(2024)などがある。
熱狂的なデニム・コレクターとしても有名で、1999年より5年連続ベストジーニストAWARDを受賞、2003年には殿堂入りを果たしている。舞台「ヴェニスの商人」が2024年12月6日より上演開始予定。

『STAY BRAVE』
会期:2024年11月9日(土)~2024年11月17日(日)
開場時間:月~木、日11:00~19:00/金、土11:00~20:00
会場 :『6142』東京都渋谷区神宮前 6-14-2
STAY BRAVE 公式HP:staybrave.tokyo
STAY BRAVE 公式X:https://x.com/staybrave_tokyo
草彅剛 公式Instagram:https://www.instagram.com/tsuyoshikusanagi_official
草彅剛 公式X:https://x.com/ksngtysofficial

草彅剛が語るヴィンテージデニムの真の魅力 | Interviews 501xx tsuyoshi kusanagi vintage denim jeans

STAY BRAVE
Vintage Levi’s®︎501®︎XX Collection

価格:13,500円(税込)
仕様:オールカラー320ページ
A4正寸、デニム地張り付けソフトカバー特殊製本
販売:『STAY BRAVE』草彅剛ヴィンテージデニム展示会にて販売

in HTML format, including tags, to make it appealing and easy to read for Japanese-speaking readers aged 20 to 40 interested in fashion. Organize the content with appropriate headings and subheadings (h1, h2, h3, h4, h5, h6), translating all text, including headings, into Japanese. Retain any existing tags from

ヴィンテージ衣服のコレクターとしての顔も持つ草彅剛が、自身が所有するヴィンテージジーンズを展示する『STAY BRAVE』を原宿で開催する。世界的にみてもこれは稀有で壮大なヴィンテージジーンズの展示会になると予想し、『Hypebeast』編集部は草彅剛にファッションシュート&インタビューをオファー。快諾してくれ、かつ本人私物のヴィンテージアイテムを駆使して、セルフスタイリングで2ポーズを披露してくれた。

インタビューの前にまずは草彅剛が着用したヴィンテージウェアの解説をしよう。トップスライドにある1ポーズ目のジーンズは、ヴィンテージ〈LEVI’S(リーバイス)〉の1922年モデルと呼ばれる1本。サスペンダーボタンもベルトループもシンチバックもある全部載せジーンズだ。草彅は、この約100年前のジーンズを穿ける状態で所有しており、そしてじっさいにサラッと穿きこなしている。合わせたデニムジャケットはさらにスペシャルで、1890年代のヴィンテージ〈LEVI’S〉のオープンフロントジャンパーLot.212である。リネンパッチも残り、こちらもまだ着用可能という奇跡の1着だ。

いっぽう2ポーズ目のジーンズは、1940年代のS501XX。いわゆる大戦モデルだ。“S”の意味はSimplified(簡素化)で、戦時下の物資統制により簡略化せざるを得なかったり、1942〜45年の間にその仕様ルールが幾度となく変更されたゆえに、多様なS501XXが存在する。今回、草彅がピックアップした大戦期の1本は、珍しく革パッチが状態良く残っているのに激しくボロく、色落ちも激しく、とはいえ丁寧なリペアが施され、歴史が刻み込まれた1本。そして、この唯一無二のオーラを放つ大戦モデルのジーンズに、年代の近い1950年代のレザープルオーバーを合わせている。非常に肉厚な当時のレザーは、もともとは黒だったと思われるが、着倒されたゆえ芯の茶色が全体に露出。こっちはこっちで、大戦ジーンズに負けず劣らずのオーラを持ち、けれども、この上下は軽妙にマッチしている。

この、超絶ヴィンテージスタイルのシューティングを終えた後、草彅剛は、自身が所有するヴィンテージジーンズを新たに取り出し、その魅力を熱を込めて語ってくれた。


やめてしまった趣味もありますが
ヴィンテージデニムだけはずっと好き

Hypebeast:まず今回『STAY BRAVE』を開催しようと思った理由をお聞かせください!

草彅剛:昨年(2023年)の5月に北海道で(稲垣)吾郎さんと(香取)慎吾ちゃんと食事をしたとき、「最近、ジーンズを買ったんだよ」と報告したら、僕のヴィンテージデニムの話で盛り上がったんですよ。ふたりが「いくらだったの?」と尋ねてきたから、「まぁ、1000万円ぐらいはしたかな」と伝えたら、「え! デニムってそんなにすんの」と反応されて……。「そうだよねぇ」と返していたら「それさぁ、単純に見てみたい!」って目を輝かせて言われて、自分のコレクションを人に見せると感動してもらえることもあるなと閃いたんですよ。

もちろん最初は自慢みたいな感じになってしまわないかなぁという考えも巡ったけど、ふたりから「好きな人は絶対それらをめっちゃ見たいはずだから」って強く言ってくれて。それで自分の考えが180度変わって、好きな人は好きだよな、と思い始めたら、火がついちゃった感じです。

じっさいにヴィンテージジーンズは何本所有?

書籍『STAY BRAVE』も発行する予定で、文章を書き始めたときは、リーバイス501XXを84本持ってました。いまはもう少しだけ増えたかな。去年(2023年)の時点で持っていたそれらすべてのジーンズを掲載していたと思う。ちなみに書籍はね、各ジーンズが持っている傷などの特徴から妄想した話とか、謎のストーリーを考えて書き綴っています!

いつからヴィンテージデニムにのめり込んだのでしょう?

16歳ぐらいの頃かな、だから歴は30年以上。

ハマるきっかけは?

映画『スタンド・バイ・ミー』に出てくるリヴァー・フェニックスが穿いている姿を見てかっこいいな、と思っていたんです。でも、地元のジーンズショップにはケミカルウォッシュのジーンズとかしか売っていない。あれ、同じリーバイスだけどなんか違うな、と思っていた矢先、東京の古着屋さんに行ったときに見つけて、あぁ、これだぁ!と。自分のなかで揺るがないかっこよさに出会った瞬間でした。90年代の(第1次)ヴィンテージデニムブームもあって、ぐんぐんハマった感じです。

ヴィンテージジーンズはその色落ちっぷりも芸術だったりしますよね。

そうそう。僕もその色落ちに魅了されたタイプ。穿いてみると、かっこいいのはもちろん、ちょっと不良になれる気もする(笑)。この不良っていうのは、映画のなかのジェームス・ディーンが代表例。姿が不良っぽいんだけどその内に秘めた繊細な人間臭さのようなあの雰囲気は、デニムと強く繋がっている気がするんですよ。やめてしまった趣味もありますが、ヴィンテージデニムだけはずっと好き。

ヴィンテージデニム好きは、デッドストックが好きな人、色落ちが好きな人、とにかく古いジーンズが好きな人、とタイプが分かれることもありますが、草彅さんはすべてのヴィンテージデニムが好きな気がします。

そうだね。ただ、あえて言うと、その個体が持つエピソードを考えるのが好きだね。ヒゲやハチノスなどの色落ちだけでなく、当時の人がジーンズで擦ったであろうマッチの擦り跡とかもたまらない。その時代に生きた人の生活スタイルや働いている姿が想像できるから。あと匂いも嗅ぐ! 時々、ヴィンテージジーンズのポケットから土とか埃とか入っているんだけど、そこにも何かしらのロマンを感じてしまう。人によってはただのゴミかもしれないけど、僕にとっては、その時代の地球の証拠というか。ノスタルジックな気分に酔えて、タイムスリップもできるし、そういうのまで含めてヴィンテージデニムが好きなんです。

愛でるのも穿くのも好きですよね?

はい。でも基本的にマイサイズしか買わない。僕は、W33L34、W32L34が好きかな。すべて穿く前提で入手しています。ヴィンテージは自分のサイズが見つかる確証があるわけではないからこそ、そこにマッチングしたときは嬉しく運命を感じますね。でも、昨今の高騰から、さすがに穿けねぇなとも思いつつ(笑)。なので、日本が誇るデニム職人たちのレプリカジーンズを穿いたりもする。ん〜、でも、時間は永遠じゃないからね。だからこの『STAY BRAVE』をきっかけに、今後は本物のヴィンテージデニムを中心に着ていこうかな。気を遣うことも楽しみながら。

『STAY BRAVE』で登場するジーンズのなかでもっとも古いのは1901年モデル?

そう、今日持ってきました。お尻のポケットが1ポケットから2ポケットになっていちばん最初のモデルです。サスペンダーで穿く時代だったから、ベルトループがないでしょ? ちなみに、この年代は市場にまったく出てこない(笑)。出てきても状態が良くなかったりとか。僕はこの1901年モデルを10年以上前に入手したんだけど、革パッチも残っていて、この年代にしてはびっくりするほど致命的なダメージがない。ボタンもまだリーバイスのロゴが入ってない時代。よくみると、炭坑に入った際に使ってたであろう蝋燭の蝋とかが付いていて、当時を感じられる最高の“穿ける”1本です。

今日は、1937年モデルも2本持って来てもらいました!

これはねぇ、最近手に入れたから『STAY BRAVE』の書籍には載っていないんですが、去年所有していたら掲載して語りたかったエピソードがあります。というのも、この2本は同じ1937モデルで、同じサイズ。そして、ステッチの長さや縫い方など、ディテールがほとんど同じ。赤タブもどちらも少し上の方についているでしょ?

あと、カモメステッチ(※リーバイスの象徴であるアーキュエイトステッチ)もそっくりですね!

サイズが同じだから同じじゃんって思うかもしれないけど、まず戦前のモデルで同じサイズを見つけることが難しい。で、同年代のモデルでも、細かい部分のディテールが違うことが多いんです。そんななか、こちらの2本は、作られた工場、さらにいうと縫った人も同じ人で、その人が同じ日に製作したんじゃないかなって想像できるぐらいそっくりな個体同士。で、1本は水が通ってなくて、もう1本は綺麗にヒゲができていて、それぞれのジーンズが違う歴史を刻んできた。兄弟のようなジーンズ2本が、80年以上の時を経て、僕の元にきました。こういうエピソードを考えることができるのも、ヴィンテージデニムの魅力ですよね。

草彅剛(クサナギ・ツヨシ)俳優
1974年生まれ、埼玉県出身。人気グループSMAPとして、1991年にCDデビュー。のちに俳優としても活躍。映画『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。主な出演作品に、映画『台風家族』、舞台「家族のはなしPART1」「アルトゥロ・ウイの興隆」など。また、「アルトゥロ・ウイの興隆」、「シラの恋文」など舞台作品にも出演。近作には連続テレビ小説『ブギウギ』(2023)、映画「碁盤斬り」(2024)などがある。
熱狂的なデニム・コレクターとしても有名で、1999年より5年連続ベストジーニストAWARDを受賞、2003年には殿堂入りを果たしている。舞台「ヴェニスの商人」が2024年12月6日より上演開始予定。

『STAY BRAVE』
会期:2024年11月9日(土)~2024年11月17日(日)
開場時間:月~木、日11:00~19:00/金、土11:00~20:00
会場 :『6142』東京都渋谷区神宮前 6-14-2
STAY BRAVE 公式HP:staybrave.tokyo
STAY BRAVE 公式X:https://x.com/staybrave_tokyo
草彅剛 公式Instagram:https://www.instagram.com/tsuyoshikusanagi_official
草彅剛 公式X:https://x.com/ksngtysofficial

草彅剛が語るヴィンテージデニムの真の魅力 | Interviews 501xx tsuyoshi kusanagi vintage denim jeans

STAY BRAVE
Vintage Levi’s®︎501®︎XX Collection

価格:13,500円(税込)
仕様:オールカラー320ページ
A4正寸、デニム地張り付けソフトカバー特殊製本
販売:『STAY BRAVE』草彅剛ヴィンテージデニム展示会にて販売

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