Trip With Converse
旅行カバンにコンバースを詰め込んで。
みなさんは旅に出かけるとき、どんな靴を履いて行きますか? アウトドアへ出かけるならタフなブーツ、おしゃれに街歩きを楽しみたいならレザーシューズ。目的によって履いて行く靴は変わります。しかし、旅慣れた人なら、旅行カバンに1足は軽快に歩ける予備の靴を忍ばせておくもの。急な雨に降られたときやリラックスしたいとき、気分を変えたいとき、きっと役立つからです。この度リリースされたコンバースの新しいスニーカーとサンダルは、そんな旅先で重宝する機能を搭載。旅するクリエイターたちに、いち早く試してもらいその感想を聞きました。
- Photo_Takeshi Kimora
- Text_Tetsu Takasuka
- Edit_Yosuke Ishii
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CASE_1 WATERPROOF
買い付け中の急な雨でも防水仕様だから足元に安心感。
栗原道彦 / ヴィンテージバイヤー
1977年生まれ。フリーランスのヴィンテージバイヤー。原宿のヴィンテージショップ「ロストヒルズ」でバイイングの経験を積んだ後、2011年よりフリーランスとしての活動を開始。その審美眼とコネクションの広さから、日本屈指のヴィンテージバイヤーとして知られており、海外にもその名が伝わる。
栗原さんがバイイングのときに使っているのは、奥の大きなダッフルバッグ。これに買い付けたヴィンテージウェアを詰め込んで、車で移動します。また、急な雨に降られたときのため、レインウェアや替えのスニーカーも必須アイテム。
18歳の時から20年以上に渡り、ヴィンテージの買い付けでアメリカを訪れている栗原道彦さん。今でも年の半分は海外にいるという旅の達人です。一度の買い付けにかける期間は、およそ1ヶ月。その間、車で1万km以上走り回り、上質なヴィンテージウェアを手に入れます。
アメリカへ買い付けに行かれる際は、どんな格好で行くのでしょう?
栗原買い付け中はできるだけ楽な服装をしておきたいので、Tシャツやショーツにサンダルを合わせるようなラフなスタイルが多いですね。あまりいい格好をしていると強盗やスリに目をつけられる心配もありますから(笑)。
サンダルで買い付けを周るのは少々心もとない気がしますが。
栗原もちろんスニーカーも持っていきますよ。買い付けの際は日本から必ず1足持参して、いつでもすぐに履けるように車の助手席の下に置いています。
どんな時にスニーカーを履くのでしょうか?
栗原早朝からフリーマーケットに入るので、急な雨が降ったときや、ホコリだらけの倉庫内で作業するときなどに履くことが多いですね。どちらかというと足を守るためにスニーカーを履いていますね。
そういった意味では今回選んだゴアテックス®のジャックパーセルは重宝しそうですね。
栗原買い付け中に足が濡れると本当にストレスになるから、こういった完全防水のスニーカーはありがたいですね。それにゴアテックス®ファブリクスというのも、ヴィンテージ好きとしてはグッとくるポイントですね。
この見た目でゴアテックス® フットウェアというのは意外ですよね。
栗原表地がキャンバスなのも良いですよね。 ジャックパーセルは昔からブラックかネイビーのキャンバス地のものばかり履いていたので、これなら普段のスタイリングにもしっくりなじんでくれそうです。それでいてインナーライニングはソック状に成形したゴアテックス® ファブリクスなので、防水機能も申し分ないですし。
確かに栗原さんは昔からジャックパーセルをよく履いていたイメージがあります。
栗原40~90年代にかけてのヴィンテージのコンバースを150足ほど所有していますが、中でもジャックパーセルが一番好きで多く集めていますね。個人的にはあまりレングスの長いパンツを履かないので、ジャックパーセルのようなローカットモデルは重宝するんです。
ヴィンテージ以外のスニーカーも履いたりするんですか?
栗原もちろんヴィンテージしか履かないというわけではありません。普段の服装もそうですが、このモデルのようにヴィンテージにはないデザインや機能性を持たせた、アップデートされた現行モデルには魅かれます。最近のジャックパーセルはフォルムもどんどん良くなっていて、純粋にカッコいいなとも思います。
このモデルは見た目以上に機能的ですよね。
栗原昔のコンバースにはないクッション性に富んだ履き心地に驚きました。この柔らかいカップインソールのおかげで、長距離移動するときも快適そうですよね。次に買い付けに行くときは、ぜひ旅の相棒にしたいと思います(笑)。
アメリカ中を駆け回る、栗原さんのトラベルスタイル。
ワイドシルエットなカナダ軍のミリタリーパンツに〈タカヒロミヤシタザソロイスト〉のジップアップスウェットを合わせ、インナーは〈タンタン〉のTシャツというバイイング時のスタイル。「アウターは脱ぎ着が多いので前開きのものが多いです。コットンなのにムートンとプリントされたTシャツは、アメリカ人から突っ込まれて会話のきっかけになることが多いので重宝しています(笑)。普段から黒のキャンバススニーカーを履くことが多いので、このジャックパーセルも活躍してくれそうですね」
ゴアテックス® ファブリクスでガードした雨の日仕様の1足。
ジャックパーセルの端正なデザインはそのままに、ゴアテックス® ファブリクスのライニングを採用して防水仕様にした1足。ゴアテックス® は、しっかりインソールの下まで貼られており、水の浸入をブロックします。ブラックとホワイトという使い回しやすいカラバリもうれしいところ。3月発売。
レインコート素材をまとった、雨に強いスニーカー。
スウェーデンのアウトウェアブランド、〈ストゥッテルハイム〉とのコラボレーションモデル。同ブランドでのウェアに使われている素材をアッパーに採用しており、水が入りにくいガセットタン仕様に仕上げてあります。そのため、普通のキャンバススニーカーよりも水濡れに強いのが特徴です。
Source: フィナム