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3月13日(現地時間)、〈adidas(アディダス)〉が2023年の通期決算の確定値を発表。売上高は、前期比4.8%減少の214億ユーロ(約3兆4,622億2,294万円)で、恒常為替レートベースでは横ばいだった。同ブランドは、最終赤字に転落した理由として、2022年末にカニエ・ウェスト(Kanye West)/Ye(イェ)および〈YEEZY(イージー)〉とのパートナーシップを断ち切ったことが響いたとしている。また、両年で〈YEEZY〉の収益が除外されていれば、恒常為替レートベースの売上高は2%増加しただろうと指摘した。〈adidas〉のCEO ビョルン・ガルデン(Bjorn Gulden)は、「YEEZYの収益の多くを失い、非常に保守的な販売戦略をとったにも関わらず、なんとか横ばいの収益を得ることができた」と語り、「大幅なマイナスの営業成績になると予想していたが、2億6,800万ユーロの営業利益を達成した。非常に規律ある市場開拓と購入プロセスにより、当社は在庫を約15億ユーロ削減できた。米国を除いて、現在はすべての地域で健全な在庫を確保している」と説明。営業利益に関しては、〈YEEZ…