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ブロンディ・マッコイが語る自身の創造活動やその根底にある考え方についてのこと

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イギリス・ロンドン発の人気スケートレーベル〈Palace(パレス)〉の顔的存在にして、各方面から熱い視線を集めるシーン最注目人物、Blondey McCoy(ブロンディ・マッコイ)。〈adidas Skateboarding(アディダス スケートボーディング)〉のライダーとしてスケートシーンの最前線で活躍し、自身でもアパレルレーベル〈Thames London(テムズ)〉を主宰、アートの分野でもその才能を発揮して〈Burberry(バーバリー)〉とチームアップするなど、常に話題の耐えない現在20歳のキーパーソンだが、今回『HYPEBEAST』はニューヨークを休暇で訪れた彼の1日に密着することに成功した。

彼は我々に昨年大きな話題を集めた〈Palace〉のスケートビデオ『Palasonic』内に収められた衝撃的なタクシーとの接触事故についてのことや自身の創造活動についてのこと、そして彼の躍進を支える根底のある考え方などを赤裸々に語ってくれた。言語は英語のみとなるが、まずは上にあるその映像と、映像内の彼による応答の一部を日本語したテキストを下からチェックしてみてほしい。

– 『Palasonic』内のタクシー事故の一幕について
多くの人があの映像のタクシーの件について怒ったりしているようだけど、昔はあそこの場所あたりでスケートしてて週に5回ぐらいは車と事故ってたからね。最初あの運転手も青ざめてたんだけど、そのうち周りの人びとも含めて怒りはじめて「クソ野郎」なんていう風にも呼ばれたよ。僕も最初は興奮状態だったんだけど、そのうち肋骨かなんかを痛めていることに気づいたんだ。まぁそれでも全然大丈夫だったよ。あの2時間後かそのぐらいには劇場でミュージカルの“マチルダ(Matilda)”を観ていたしね(笑)

– 創造活動について
アートワークを制作するにしろ、服を作るにしろ、スケートビデオを撮影するにしろ、何にせよ僕にとって“Creating(創造する)”という行為は僕にある種の救済みたいなものを与えてくれる唯一のものなんだ。僕の中には常にキース・ヘリングが言った「アートは全ての人ののもの(Art is for everyone)」という言葉が響いている。僕が好きなアートというものは、変にもったいぶった見栄っ張りなものじゃなくて、理解しやすくて誰もが気軽に楽しむことができるアート。だからこそ〈Burberry〉と一緒にやったニューヨークの壁画プロジェクトは最高だったと思うよ。

– いまの自分自身のことについて
僕は一度もデザイナーになろうとかモデルになろうとか、スケーターやアーティストになろうとか決意したようなことはないんだ。それらの肩書がひとつのところに自然に落ちていったっていう感じかな。

〈Palace〉の一員として滑りはじめたのは14歳か15歳ぐらいのときで、彼らが大きなスケートビデオの制作を進めているとき。いまは〈Thames〉を僕のファッションブランドとしてやってて、〈Fred Perry(フレッドペリー)〉とコラボレーションしたりジュエリーを作ったりしている。2017年夏には“Us and Chem”っていう大きな個展を開くこともできた。あとは〈Burberry〉のキャンペーンに呼んでもらったり。スケートも相変わらずやってて、大体深夜から朝方5時ぐらいにかけてピカデリーサーカスとかトラファルガー広場、レスタースクウェアとか昼間は観光客で溢れてるようなスポットで撮影したりしているよ。

時間が経つにつれて自分自身というものが樹立していったように感じるね。今の時代スタンダードでいるということはとてもハードなことで、特に名だたるプロスケーターたちとスケートトリップなんかに出たときは特にね。そういう時はスタンダードなパフォーマンスしないといけないだろ。僕はあまりそういうのは好きではなくて、本当は6時間ぐらい没頭して自分自身のために滑っているような時間が好きなんだ。撮影とかのためではなくてね。

僕は自分自身の年齢を気にしていないよ。多くの人々は20歳という年齢や若さをとてもシリアスに捉えるけどね。

人々に「僕がやってるようにやれ」って言えるぐらい出来た人間に僕がなれればいいんだけどね(笑)「学校なんかのことでくよくよ悩むな、うまくいきそうな気がすることをやっとけ」ってね(笑)でも今はこう言っておこうかな。やりたくないことをはやるな。自分以外の誰かにプレッシャーをかけられていたり、強制されていることをやってたらだめだ。

– 最後に
確かに今はあまり多くのことを考える時間はないし、イライラすることもたまにはあるよ。5つか6つのやらなきゃいけないことを今現在も抱えているけど、自分自身以外にそのことを責められる人はだれもいないからね。

約40分間ものボリュームに仕上げられた2017年11月公開の〈Palace〉によるスケートクリップ『Palasonic』を未チェックの方はそちらも併せて是非。

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Source: HYPE BEAST

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