まだまだ寒風吹きすさぶところですが、春夏のルックのご紹介です。
こちらは、ドメスティックブランド〈ラウンダバウト(roundabout)〉の2018年春夏コレクションです。今回もこのブランドではおなじみの、シーズンテーマは設けずに「自分のその時作りたいものを作る」ということで服作りというクリエイションに専念しています。流行やマーケティングから一歩距離を置いた、そのスタイルはなかなか真似できるものではないでしょう。
2018年春夏は、定評のある美しいシルエットのパンツに加え、いつも以上に太めのパンツのほか、ベーシックやポップなカラーリングが混在したアイテムが揃っています。
このルックのように全身〈ラウンダバウト〉で揃えてもしっくりくるし、すでにあるワードローブともしっくりなじみそうだということが一目瞭然かと。
やわらかな光のなかで、時間を持て余すように歩く二人。何かの始まりを感じさせるような、抜けた青空とやわらかな光。少しの旅情と少しの退屈、穏やかな時間を感じさせるいいルックに仕上がっています。
すぐにやってくるであろうその季節を楽しみに待ちましょう。
Photo_Naoya Matsumoto
Styling_Masataka Hattori
Hair&make-up_Taro Yoshida
Model_ILLIAN、WILLIAM
Text_Shinri Kobayashi
roundabout
www.roundabout-route.com
Source: フィナム