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032c
032c
『032c』はRaf Simons(ラフ シモンズ)から〈ALYX(アリクス)〉まで、現代ストリートに欠かせないデザイナー/ブランドを独自の着眼点でクローズアップし、読む者の感性を高めてくれるベルリン発の高感度カルチャーマガジンだ。また、今年は〈STÜSSY(ステューシー)〉や〈Swarovski(スワロフスキー)〉とのコラボレーションを含め、オリジナルコレクションが発売の度に軒並み即完していった。
設立:2001年
創始者:Joerg Koch
拠点:ドイツ・ベルリン
ウェブサイト:https://032c.com
Instagram:@032c
SOME WARE
Some Ware
Kanye West(カニエ・ウェスト)の『The Life of Pablo』のマーチデザインで一躍スターダムを駆け上がったCali Thornhill DeWitt(キャリ・ソーンヒル・デウィット)とBrendan Fowler(ブレンダン・ファウラー)のタッグが展開する〈SOME WARE(サム ウェア)〉は、パリでのデビューコレクションとLAのポップアップで大きなバズを生み出した。グラフィカルなデザインが購買意欲を駆り立て、品質管理のために製品は全て米国で生産している。
設立:2016年
創始者:Cali Thornhill DeWitt、Brendan Fowler
拠点:アメリカ・ロサンゼルス
ウェブサイト:http://www.someware.zone
Instagram:@some_ware
SSS WORLD CORP
SSS World Corp
〈SSS World Corp(SSS ワールド クロップ)〉は今年11月、あの〈Brioni(ブリオーニ)〉のクリエイティブディレクターを半年で退任したJustin O’Shea(ジャスティン・オシェイ)が立ち上げた新鋭ブランド。ルーキーイヤーながらも、そのクリエイションは『032c』、『GR8』、『Slam Jam』、『Maxfield』、『Restir』といった名だたるセレクトショップにストックされている。
設立:2017年
創始者:Justin O’Shea
拠点:フランス・パリ
ウェブサイト:https://www.sssworldcorp.com
Instagram:@sssworldcorp
GMBH
GmbH
多様なベルリンの文化と同都市のナイトライフを象徴するテクノをヒントに、デザイナー Serhat Isik(セルハト・イシク)とフォトグラファー Benjamin Alexander Huseby(ベンジャミン・アレクサンダー・ヒュズビー)のデュオが展開する〈GmbH〉。2017年秋冬コレクションではPVC、ビニール、反射ポリエステルといった斬新な素材選びから生まれる反逆的なアティチュードが世界に波及し、日本国内では『吾亦紅』、『FREE GALLERY』、『伊勢丹』に取り扱いがある。
設立:2016年
創始者:Serhat Isik、Benjamin Alexander Huseby
拠点:ドイツ・ベルリン
ウェブサイト:http://gmbhofficial.com
Instagram:@gmbh_official
READYMADE
READYMADE
細川雄太が手がけるリメイクブランド〈READYMADE®(レディーメイド)〉は今年、〈Fear of God(フィア オブ ゴッド)〉、〈A-COLD-WALL*(ア コールド ウォール)〉、〈BAPE®️(ベイプ)〉を含むストリートの雄たちとチームアップし、次々とコラボプロジェクトを発表。細川氏が自ら厳選したヴィンテージ素材を用いる背景には、戦争や紛争の絶えない混沌とした状況下、その象徴とも云えるミリタリーアイテムへの否定が込められている。
設立:2013年
創始者:細川雄太
拠点:日本・東京
ウェブサイト:http://www.readymade-official.com
Instagram:@readymade_official
Advisory Board Crystals
Advisory Board Crystals
設立からわずか1年。しかし、〈Advisory Board Crystals(アドヴィサリー ボード クリスタル)〉は『colette』、『Bergdorf Goodman』、『Union LA』など、すでに世界トップクラスのバイヤーたちのお眼鏡に叶い、来年に向けて十分な助走をつけることに成功した。60年代後半のヒッピー文化やニューエイジへの造詣も深く、手染めや手描きを駆使したハンドメイドならではのアプローチが他のグラフィック系ブランドにはない魅力の根源だろう。
設立:2016年
創始者:Remington Guest、Heather Haber
拠点:アメリカ・ロサンゼルス
ウェブサイト:https://www.advisoryboardcrystals.com
Instagram:@advisoryboardcrystals
DOUBLET
Doublet
この中で最も“飛躍”の言葉が似合う〈doublet(ダブレット)〉の井野将之は、今年1年をどのように振り返っているのだろうか。今年3月にはブランド史上初のランウェイを開催。また、『Dover Street Market』や『424』との限定プロジェクトによりその名を世界に知らしめ、今ではTravis Scott(トラヴィス・スコット)やKendall Jenner(ケンダル・ジェンナー)も愛用するトップブランドへと成長を遂げた。デッドストック商品を再解釈した2018年春夏コレクションも、デリバリーの一部がすでに完売状態。唯一無二のテクニックと随所に散りばめられたユーモアは、2018年も世界中のファッションギークを魅了することだろう。
設立:2012年
創始者:井野将之
拠点:日本・東京
ウェブサイト:http://doublet-jp.com
Instagram:@__doublet__
No VACANCY INN
No Vacancy Inn
〈Off-White™(オフホワイト)〉のVirgil Abloh(ヴァージル・アブロー)に「現代で最も優れた視点を持ち合わせている」とまで言わしめる、それが〈No Vacancy Inn(ノー バカンシー イン)〉だ。音楽、アート、ファッションなど、クールなカルチャーは全て彼らのテリトリー。〈KNOW WAVE(ノウ ウェーブ)〉、〈Converse(コンバース)〉、〈Off-White™〉、〈Some Ware〉など、彼らがどれだけ優れた感性を持ち合わせているのかはコラボレーションパートナーの名前を列挙するだけでわかるはずだ。
設立:2015年
創始者:Tremaine Emory、Acyde
拠点:イギリス・ロンドン
ウェブサイト:https://novacancyinn.com
Instagram:@novacancyinn
Heliot Emil
Heliot Emil
2016年秋冬シーズンに〈SONS OF WILLIAM(サンズ オブ ウィリアム)〉から〈Heliot Emil(ヘリオット エミル)〉へと改名したコペンハーゲン発の新鋭ファッションブランドは、シーンの新たなホットスポットである北欧において、他とは一線を画す前衛的なクリエイションがファッション偏差値の高い人たちに刺さっている。今年は日本のバイカーギャングや70年代の暴走族をコンセプトにした退廃的なコレクションを発表しており、『GR8』へのストックも日本では大きなハイライトとなった。
設立:2014年
創始者:Victor Juul、Julius Juul
拠点:デンマーク・コペンハーゲン
ウェブサイト:https://heliotemil.com
Instagram:@heliot_emil
BILLY
BILLY
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)やKim Kardashian(キム・カーダシアン)といったセレブリティたちの着用が引き金となり、〈BILLY(ビリー)〉は一躍、ユニセックス系ライフスタイルレーベルの中で自らの立ち位置を確保。決して変化球に富んだプレイヤーではないものの、流行に左右されないデザインと上質な素材、そしてゆったりとしたシルエットにより、一度着た者の心を掴んで離さない。〈BILLY〉はただの洋服ではなく、アティチュードを示すブランドなのだ。
設立:2015年
創始者:Holly Jovenall
拠点:アメリカ・ロサンゼルス
ウェブサイト:https://www.billylosangeles.com
Instagram:@billylosangeles
Source: HYPE BEAST