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毎年秋頃に新型iPhoneを発表している「Apple(アップル)」だが、2つの部品が不足していることから、iPhone 15シリーズの発売は大幅に遅れる可能性が高いと伝えられている。現在、iPhone 14 ProおよびiPhone 14 Pro Maxだけに採用している4,800万画素の広角カメラを搭載すると予想されているiPhone 15シリーズ。このカメラには、より多くの光を取り込んで画質を向上を実現させる新構造の3枚重ねのセンサーを使用しており、Proモデル以外でも写真がより綺麗に撮影できるようになるという。しかしながら、この積層型センサーは、その新たな構造から歩留まり率の向上が大きな課題となっているようで、『TrendForce』は、「(開発元である)Sonyは歩留まり向上のため、生産能力増強に取り組んでいるが、供給状況は想定水準に達しておらず、デバイス全体の初期生産スケジュールに影響を及ぼしている」と説明。また、当初iPhone 15 Proに採用する予定であった感圧式ボタンの採用を見送り、これまで通り物理ボタンを搭載することが決定したことによって、チタン合金フレームに変更…