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グラミー賞が “AI の作った楽曲は受賞の対象外”という新ルールを発表

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“世界で最も知名度の高い音楽賞”と称されるグラミー賞を主催する「レコーディング・アカデミー(Recording Academy)」は6月16日(現地時間)、近年のAI(人工知能)技術の高まりを受け、すべての部門を対象とした新ルールを発表した。そのルールとは、グラミー賞の選考やノミネート、受賞の対象となるのは“人間のクリエイター(創作者)”のみというもの。つまり、AIだけで作られた楽曲には、いかなる賞も与えないという。『Reuters』の報道によると、新ルールではAIのみで作られた楽曲は完全に対象外だが、AIの助けを借りて作られた一部の作品については、特定のカテゴリーでノミネートもしくは受賞の資格を得ることができるようだ。ただし、それには人間がアルバムの少なくとも20%以上に関わった場合に限るとのこと。更新されたルールブックには「人間の作詞作曲を含まない作品は、どの部門でも資格がありません」と明記されている。ちなみに、従来までのルールでは、アルバムのプロデューサーやシンガー・ソングライター、エンジニア、フィーチャリングアーティストであれば、曲作りへの関与の度合いにかかわらず、最優秀アルバ…

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