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UNDERCOVERが初めてパリでコレクションを発表した2003年春夏シーズン。Scabと名付けられ今尚、アーカイブとして人気を集めるシーズンだ。世界的に人気のファッションアイコンTravisも好きで愛用している。 裏原宿カルチャーの始まりと呼ばれるストアNOWHEREからスタートした高橋盾氏がストリートカルチャー出身でモードの最高峰に挑んだという歴史的なコレクションに少し触れてみたい。 同シーズンは、Scab(瘡蓋)と名付けられ、民族衣装やパンクをインスピレーション源に布のかけらを瘡蓋に見立てたパッチとして装飾したプロダクトを制作。また、切りっぱなしにされた糸や裾や袖施された細かなダメージ加工も特徴的た。 民族衣装の要素を入れたことに関して高橋氏は、「この瞬間だけでも世界が平等であってほしいとの願いを込めたかった。」と語っている。 日本を代表するブランドにまで成長したUNDERCOVER。そのセンセーショナルなパリコレデビューシーズンSCABが色褪せることはないだろう。 UNDERCOVER 2003ssの中でも筆者がお気に入りの下記セットアップの写真を下記よりご覧頂きたい。 投稿 …