11月16日（現地時間）に21歳という若さで突然この世を去ったラッパーのLil Peep（リル・ピープ）。悲しいことに、死因は精神安定剤のオーバードースが有力視されている。そんなLilを天国に送り出すため、家族、友人、そしてファンが彼の死を弔うため、ニューヨークのロングビーチにて追悼式を行った。
Lilの祖母Jenny Kastner（ジェニー・カストナー）の思いの詰まったスピーチから式は始まり、彼女は何通かのファンレターを読み上げた。1通目のファンは、Lilが生前ファンに対してとてもオープンで近づきやすい存在でいたことを讃えており、2通目にはLilのそのユニークさと世界に与えた影響について綴られていた。そして、最後にLilの祖母は次のように述べてスピーチを終えた。
彼は現代のKurt Cobainではありません。彼は最初で唯一のLil Peepです。非常に大きな影響を与えるであろうものを残していきました。彼の優しさは多くの人たちの中で生き続けます。
続いて、Lilの母Liza Womack（リザ・ウォマック）はLilが世界をどう見ていたか、そして彼がアウトサイダーとして扱われていたことについて触れ、涙まじりながらも力強いスピーチを残している。
Gus（Lilの本名）は、彼に会うときにタトゥーを見る人と、彼自身を見てくれる人を見分けるのは簡単だと言っていました。お願いですから、人や物事をよく知らないのに、先入観で決めてかからないでください。自分の箱から一歩踏み出してみて、新しい考えにオープンでいてください。私の愛するLil Peepは逝ってしまいました。彼は私たちに、よく知り、考えるためのたくさんの素晴らしい材料を残してくれました。私は彼を心から誇りに思います。みなさんには想像もつかないでしょう。
Lilへの愛と賞賛の思いが詰まった追悼式を是非プレーヤーより、チェックしてみてほしい。あわせて、Lilの死を弔うオフィシャルマーチも確認しておこう。
Source: HYPE BEAST
