HYPE BEAST
11月に戦火のウクライナで7点のグラフィティを公開した覆面アーティストのBansky(バンクシー)は、ウクライナを支援するための新たな秘策を公開した。12月10日(現地時間)に投稿されたBanksyの公式『Instagram』によると、自身の作品50点を販売し、売り上げのすべてを停電対策の発電機やガスヒーター、救急目的の車両の購入費などに充てると発表。集まった資金は紛争の影響を受けた民間人に支援を提供する国際的なチャリティ団体「Legacy of War(レガシー・オブ・ウォー)」を通じ、送られるという。ダンボールと思われる画材の表面には“壊れやすい”という意味の単語“FRAGILE”が中央に記され、その左下に文字を引っ掻きながら落ちる白いネズミが描かれている。この単語の頭の“F”と“R”をネズミが爪で引っかいたように削ることで“機敏な〜”を意味する単語“AGILE”に変えている。「Legacy of War」財団のCEOであるGiles Duley(ジャイルズ・デュレイ)氏は声明で「このアートワークの販売により集まった資金で、私たちはすぐに新しい救急車と支援車両を購入する予定です。ド…