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既存の枠にとらわれず新たな表現を追求する映画監督 大野キャンディス真奈 | On The Rise

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次代を切り拓くデザイナーやアーティスト、ミュージシャンといった若きクリエイターたちにスポットライトを当てる連載企画 “On The Rise”。第7回目となる今回は、さまざまなクリエイションを手掛ける新進気鋭のアーティスト兼映画監督 大野キャンディス真奈に迫る。東京藝術大学油画科に在学中のアーティスト兼映画監督である大野キャンディス真奈は、2018年に処女作『歴史から消えた小野小町』を発表。彼女はこの作品で監督/脚本/カメラを担当するだけでなく、自身1人で11役を演じたことが話題となり、数々の映画祭で入賞を果たす。その後、本稿でもフォーカスしている作品『愛ちゃん物語』を2020年から撮り始めたものの、編集作業や公開に向けての準備が難航し、作業に集中するため大学を休学。映画を制作している期間も創作を辞めることなく絵の個展を開催するなど、アーティストとしての活動も精力的に行なっていた。そして今年7月より、同作が晴れて渋谷や新宿、下北沢など都心の劇場を中心に公開され、今後も愛知・名古屋にある劇場『シネマスコーレ』での上映が決定するなど、その勢いは止まる所を知らない。今回のインタビューでは、ア…

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