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「NASA((アメリカ航空宇宙局)」はElon Musk(イーロン・マスク)がCEOを務める「SpaceX(スペースX)」に、宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに輸送する5つのミッションを発注した。「NASA」は6月に「SpaceX」から新しいミッションを購入する意向を明らかにし、“CCtCap(商業乗員輸送開発)”の契約に基づいてその費用を負担することになった。5回のフライトと関連サービスの費用は、「NASA」が14億3,643万8,446ドル(約2,000億円)を負担する。その対価として、「SpaceX」は地上、打ち上げ、軌道上、帰還・回収の各業務を担当し、更に各ミッションの貨物輸送と、ISSにドッキングしている間のライフボート機能の能力も担うことになる。これらの飛行を含めると、民間企業である「SpaceX」はISSへの有人飛行ミッションを少なくとも14回担当することになり、「NASA」はISSへの飛行を2030年まで中断せずに継続できる。14回にわたるこれらの全ミッションを合わせると、「NASA」は「SpaceX」に49億ドル(約6870億円)以上を投じることになる。「NASA」の…