FNMNLの夏企画『ベストサマーチューン』。アーティストやDJ、アパレル関係者、はたまたブロガーやライターなどの方々が、思い思いの2017年夏の1曲をピックアップ。
マンスリーポッドキャスト番組”Cosmopolyphonic Radio”及び、不定期開催のイベント”Cosmopolyphonic”を経て形成されたアーティストコレクティヴCosmopolyphonicのメンバーが選ぶこの夏の1曲は?
RLP
TD_Nasty – “Where U Wanna Be feat. Clara La San”
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もはやクラブトラックスという枠からは飛び出しまくってたTD_NastyデビューEPから、メロウにはみ出していたこの曲。まさに”普段やんない人が突如やるジャムいやつ大体良曲になる”の法則。という感じで今までの彼の作風を知る人はギャップでよけい食らっちゃうやつです。アフロビーツ的だけどドヤ感控えめな裏打ちのリズムとレイト80’s〜アーリー90’sなクリスタルヴァイブを合わせてくるミックス感、あと適切な糖度。それらが個人的なムードの移り変わりとシンクロして心の中で”はい、正解!”と指差しそうになるインドア派歓喜のひんやりひやひやJAMになっとります。
Submerse
Joyce Wrice – “Good Morning”
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Jamma-DeeがプロデュースしたJoyce Wriceの”Good Morning”は、スムースな夏のスロージャム。Joyce Wriceの90’s R&Bスタイルのボーカルは、Jamma-Deeのニュージャックスイングをスローにさせたトラックと、本当にハマっている。深夜のバイブスを出しているサックスが、この曲を僕のトップサマージャムにしている。ヘッドフォンで聴きたい曲を探している人、もしくはプールパーティーにいる人はチェックして。
RGL
DJ Pigeon Presents Hayao Thompson Jr. – “Control”
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Pigeondustの名義で、ヒップホップトラックメイカーとして知られるDJ Pigeon。本作はHayao Thompson Jr.(日系アメリカ人)という設定で製作されたブレンド集、”Blends”に収録。具体的な明言は避けますが、皆が大好きなあの名曲と、あのアカペラを絶妙なチョイスでブレンド。Controlに限らず、彼の膨大な音楽知識量とセンスの良さを感じられ、つい唸ってしまいます。ドライブでもBBQでも、これを流せば楽しくなっちゃうこと請け合いですよ。
そして彼のbandcampや、Tidalと僕で始めたレーベル”4×0.2ss”にて、彼によるローファイハウス作品が聴けるのでこちらも是非。
Fujimoto Tetsuro
Phil Gerus – “Kiss of A Kind”
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モスクワのトラックメーカーPhil GerusのEP 「SCENE」より一曲。骨太なシンセベースに絡みつく、肌触りの良いトランペットとエレピがとっても艶かしいですね。ビートレスなので、脳内にドラムマシーンが内蔵されている方にとっては、この夏様々なシチュエーションで活躍すると思います。
Tidal
Benedek – “Castle 2 Castle”
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LAのシンセファンクなプロデューサーBenedekのLeaving Recordsからリリースされたアルバム”Bene’s World”より!クーラーサウンドなシンセにちょっと内省的な雰囲気もありつつ迸る微熱に火照られるシンセファンク!1人でチルりながらの哀愁ドライブにもってこいです!
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Source: FNMNL フェノメナル