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毎月1足、歴代の名作スニーカーの歴史を紐解く企画 “Sole-Searching”。今月は2011年のレプリカシューズ発売から10年が経ったあのNike Mag(ナイキ マグ)をご紹介したい。〈Nike(ナイキ)〉史上最も異彩を放つ1足であるNike Magは、元々1989年公開の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』で、Michael J. Fox(マイケル・J・フォックス)扮する主人公のマーティ・マクフライが未来の靴として着用したスニーカー。デザインは泣く子も黙るTinker Hatfield(ティンカー・ハットフィールド)が手掛けている。同作でマクフライの履く〈Nike〉のシューズが自動でシューレース部をフィットさせるシーンは印象的だが、これを再現するためか〈Nike〉は2008年にオートレーシングシステムの特許を申請。2011年にリリースされた最初のレプリカ版には自動レーシングシステムは搭載されていなかったものの、『ebay』で1,500足がオークションにかけられ、総売上の約470万ドル(約5億4,200万円)がFox主宰の財団「Michael J. Fox Fou…
続きを読む>>Sole-Searching : Nike Mag 特集