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轍と移ろい。諸行無常の思想を射抜く、ヤシキの美しきニット。

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古くから繊維産業が盛んな北関東の両毛地区で生産されるニットブランド〈ヤシキ(YASHIKI)〉。 デザイナーの故郷である石川県の風景や文化を感じさせる柄やディテールをニットに落とし込み、そこから感じられる情景やローカル感を素朴で上品な物作りで表現しています。

今期は、デザイナーに所縁のある「白山/HAKUSAN」をテーマに、白山の移ろう様や人々が目にしてきた風景をイメージソースとして暖かな冬のニットに落としこみました。

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Wadachi Knit ¥32,000+TAX

降り積もったばかりの雪道を車が通った後にできる「わだち」からイメージしたニット。 フィッシャーマンニットをベースに、本来入っている縄編みの柄部分には、ブランドアイコンである矢絣柄(やがすりがら)を織り込んでわだちを表現。

雪国の風景と、漁師の祖父を持つデザイナーのルーツでもあるフィッシャーマンのエッセンスを融合させたアイテムです。

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プレーティング編みと言われる表と裏で異なる糸を編む技法を採用し表目と裏目で色をかえるコトで奥行きのある表情に仕上げています。

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Utsuroi Mohair Knit ¥33,000+TAX

そしてもう一つは、季節の「移ろい」により様々な表情を見せる山肌をイメージしたニット。新緑や紅葉、落ち葉などをイメージしてモヘアの起毛で山の木々を表現。

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モヘアの起毛加工は関東地方では少数となった職人により植物のフラースチーゼルを乾燥させたものを使用して起毛させる、通称あざみ起毛を採用しています。

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肩部分は起毛させず、また袖の付け根は別の糸で編むことでシルエットにメリハリを。この豊かで繊細な表情は、唯一無二の特徴と言えるでしょう。

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着用時の柔らかなシルエットは、〈ヤシキ〉定番である着物のパターンをオマージュしたもの。確かに個性を持ちながら、決して奇抜や突飛な方向に行き過ぎない。確かな思想性を備えた一枚を選んでみてはいかがでしょうか。

Text_Taiyo Nagashima


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住所:東京都渋谷区神宮前2-6-7 神宮前ファッションビル 4F/6F
電話:03-5413-3546
yashiki-jp.com

Source: フィナム

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