HYPE BEAST
3月にイングランド・レディングの旧刑務所の壁をキャンパスに作品 “Create Escape”を描いて以来、公式には新作の発表がない神出鬼没の覆面アーティスト Banksy(バンクシー)。だが近頃、イングランド東部のイースト・アングリアにて彼(もしくは彼女)の作品とおぼしき作品が相次いで発見されている。発見されたのは、巨大なカモメのグラフィティが街中のゴミ箱を巣に見立てて巣作りするインスタレーション、地面をスコップで掘る子どものグラフィティの前に実際に土が盛られたインスタレーション、バス停の屋根の上で2人の紳士淑女がダンスに興じる横で1人の男性がアコーディオンを演奏するグラフィティ、“We’re all in the same boat”のメッセージと共に3人の子どもが船遊びをするグラフィティ、カクテルを飲みながらバカンスするネズミのグラフィティ、ベンチの裏に巨大なアーケードゲームのクレーンが描かれたインスタレーション風作品の6つ。ここ最近のBanksyはパロディアーティストの急増に伴い、作品を“ボム”した後は自身の『Instagram』で報告するのが通例となっているものの、今回発見さ…